矢部澄翔さんがサラマンカに残した軌跡。
2006年11月30日/ 女流書道家・矢部澄翔さん
国際文化交流事業「ジャパンウィーク」に参加した女流書道家の
矢部澄翔さんが、26日帰国しました。
マヨール広場でのパフォーマンス書道の公演模様が、
地元の新聞各誌で紹介されている。
彼女の書、「出逢いに感謝。」も現地のジャパンウィークの
案内ポスターにも使用され、渡航を勧めた私もかなりビックリな凱旋帰国。
旅行予約サイト「エクスペディア」、日本向けサービス開始。
2006年11月30日/ 旅行・宿泊予約サイト
アメリカ国内旅行市場を席巻する「エクスペディア」の日本法人、エクスペディアジャパンが29日、旅行予約サイト
「Expedia.co.jp」を開設した。
まず日本人海外旅行客を対象に海外28ヶ国、3万3000件の
ホテルを紹介。米エクスペディアで人気の「ダイナミック
パッケージ」に関して、同社代表取締役のエリック・
ファイゲンバーム氏は、「ITpro」のインタビューで、
「まず、将来的には提供を考えていることは当然だ。
なるべく早くに立ち上げたいとは考えているが、それがいつになるか、今ははっきりとしたことは
言えない。ただ、大切なのは、早さではなく、適切なサービスを適切な顧客に適切なタイミングで
供給することだと考えている。まずは海外のホテルのみを提供し、それに対する日本の
ユーザーのフィードバックをしっかり見て、慎重に取り組んでいきたいからだ。実際、
オーストラリアやイタリアでのサービス開始時もホテル予約のみの提供だった。オーストラリア
ではサービス開始半年後、イタリアではサービス開始3年後にダイナミックパッケージの提供を
開始して成功している。」
また、「知名度やブランド力の面で不利にはならないか」という質問に
「よくそのように言われるが、意外とそうではない。事実、ユーザー数を見ると、北米を除いて
日本はExpediaを利用しているユーザーが世界で2番目に多い国。つまり、英語や他国語での
利用であっても日本人は既にかなりの割合で利用しているということが分かると思う。
我々には世界で成功してきた実績がある。この1年で全世界の予約総数は3700万件、
これは『1秒に1泊』以上の計算だ。ホテルの数も3万3000件と、日本でここまで海外のホテルを
網羅したサービスはないと思う。ホテルの情報量や質でも、ほかではないレベルでサービスを
提供できている自信がある。
サービス開始に当たっては、単なるローカライズではないということも示したつもりだ。
こういった点からも、我々のサービスの質は日本のユーザーにも満足してもらえると考えている。
ユーザーのニーズに合ったサービスを適切なタイミングに提供すれば、ユーザーは必ず
ついて来てくれると思うし、米国以外に参入する際も後発サービスであっても成功を収めてきた。
必ずしも後から参入することが不利になるとは考えていない」と答えている。
東京湾景&東京タワー
2006年11月29日/ ◎コンシェルジュ『J』の雑記雑感
東京ビックサイトからの帰路は、「東京都観光汽船」がおススメ。
日の出桟橋まで約25分、400円で東京湾景が満喫できる。
右は、浜松町から芝公園駅までの道すがら。
東京プリンスホテル パークタワーと東京タワー。Tokyo is beautiful!
ブログで町おこしか、地域ブログ構築か。
2006年11月29日/ 「地域ブログ」コンシェルジュ
サイバーエージェントが全国商工会連合会と連携し、27日、「ニッポンいいもの再発見ブログ」を
開設。全国123の地域について、名所・旧跡や特産品などについて地元の商工会のスタッフがブログで
情報を発信。サイバーでは今後ブログを活用したネット通販の展開を視野に入れているという。
ブログの周知を図るため、「アメーバブログ」のトップページで紹介をするほか、各地の風景などを
写したブログのパーツを用意しアメーバの会員に配布。パーツをクリックすると対応する各ブログに
接続されるようにし、集客力を高める。
サイバーエージェントのブログ関連事業における売上高は、7~9月期で3億3千万円。月次では
1億円程度で足踏みしており、まだ収益は赤字の状態。今年12月には単月で売り上げを2億円にし
黒字化する目標を立てており、サイバーは町おこしなど幅広い取り組みでブログサービスの
認知度を高め、企業からの広告受注に弾みをつけたい考えだ。(11/29 日経MJ)
東京ビックサイトで開催されていた、
「全国インキュベーション・フォーラム2006」
(~12/1)に行ってきた。
「てぃーだブログ」、「はまぞう」などを運営する
シーポイントも出展している。同社が開発した
ブログポータルサイトASP構築システム
『CLOG』を使った、「地域ブログ」は確実に
広がっている。
開設。全国123の地域について、名所・旧跡や特産品などについて地元の商工会のスタッフがブログで
情報を発信。サイバーでは今後ブログを活用したネット通販の展開を視野に入れているという。
ブログの周知を図るため、「アメーバブログ」のトップページで紹介をするほか、各地の風景などを
写したブログのパーツを用意しアメーバの会員に配布。パーツをクリックすると対応する各ブログに
接続されるようにし、集客力を高める。
サイバーエージェントのブログ関連事業における売上高は、7~9月期で3億3千万円。月次では
1億円程度で足踏みしており、まだ収益は赤字の状態。今年12月には単月で売り上げを2億円にし
黒字化する目標を立てており、サイバーは町おこしなど幅広い取り組みでブログサービスの
認知度を高め、企業からの広告受注に弾みをつけたい考えだ。(11/29 日経MJ)
「全国インキュベーション・フォーラム2006」
(~12/1)に行ってきた。
「てぃーだブログ」、「はまぞう」などを運営する
シーポイントも出展している。同社が開発した
ブログポータルサイトASP構築システム
『CLOG』を使った、「地域ブログ」は確実に
広がっている。
20代女性を呼び込む旅行パンフ。
2006年11月29日/ 旅行業界のマーケティング
旅行需要の中核だった20代の女性の海外旅行離れが進んでいる。携帯電話など情報関連などの
支出が増えたことなどで、遠出をせず余暇を過ごす層が増えているためとみられる。彼女たちを再び
海外旅行に引き寄せる商品企画や旅行パンフレット作りのポイントは何か。人気の高いアジア
旅行を的に絞り、近畿日本ツーリストとJTBの商品企画担当者に聞いた。
法務省「出入国管理統計」をもとにした2005年の出国率は20代女性が24.3%。1995年に
比べ4.6ポイント低下した。他の年代に比べれば依然出国率は首位。しかし旅行者数が多く
売り上げが見込めるだけに旅行会社にとって減少は頭が痛い問題だ。彼女たちの興味をひくためには
今まで以上の商品企画や販売促進策が必要になる。
旅行商品の選択の入り口になるのがパンフレット。インターネット全盛ではあるが、紙のパンフは
比較購買に欠かせない。この世代の女性は、友人同士おしゃべりしながら旅行を決めることが
多い。3、4社のパンフを細かな付帯条件までじっくり比較検討する。

まずポイントになるのが、特典に多さをいかにみせるか
だ。近ツーの「バリ島大感謝祭スパスペシャル」(成田
空港発5日間 117,800円~)のパンフには、見開き
いっぱいを使って1から50までの数字を付けた特典が並ぶ。
4年前に始めた商品だが、季節が変わるたびに特典を
追加。人気のスパメニューには、アロマテラピーマッサージ、
海藻パック、フェイシャルトリートメントなどがあり、写真
付きで紹介した。毎日昼食・夕食付き、アルコールやソフトドリンク40種類も無料、客室内のミニバーも
無料でてんこ盛り。極論すれば「滞在中は土産品購入を除けば1円も使わずに済む」
(首都圏ホリデイ事業部企画4課・内尾智子課長)。
同シリーズは、今年10月だけで1000人が利用した人気商品。「店頭で接客する同業他社の
女性の利用も多い」(内尾氏)と目の肥えた〝消費者〟にも人気が高いと胸を張る。
通信費増加などで日常の支出が増している20代女性の価格に対する目はより厳しくなっている。
こうした中で、いかに安さを訴えるかも重要だ。JTBワールドバケーションズ商品企画部の本間千佳
チーフマネージャーは「アジア旅行は3~4泊で総額10万円を切る価格が絶対条件」と話す。
各社の旅行パンフレットの表紙には「34,800円」など文字が躍る。まず表紙では前面に安さを
打ち出すほうがいい。
JTBの「食べて、買って、きれいになりソウル」(成田発3日間)はCグレードホテルを使う最安値が
34,800円。中心部の明洞地区のホテルなら8,000円増し、デラックスホテルなら18,000円増しだ。
まず安さで目を引き、グレードの高いホテルの写真や紹介文を添えてワンランク上の商品も中の
ページでアピールする。「結果的には中程の価格帯が売れる」(本間氏)
単にオプショナルプランを増やすだけでなく、その中からバイキング形式のレストランよろしく、バランス
よくつまみ食い感覚で利用できる利便性を強調するのもポイント。利用者がイメージしやすい
旅行シーズンを写真やレイアウトで表現し、自由な街歩きの楽しさを演出する。
「“五感”で味わう 台北style」(成田発3日間)。
「鼎泰豊」(ディンタイフォン)の小籠包、かき氷、台湾
ヌードルといった実際のつまみ食いはもちろん、チャイナ
ドレスを着る「変身写真体験」やイスに座ったままの
「台湾式シャンプー」も用意した。
JTBの「ルックJTB からだにいいこと 台北」(9月末で
終了)も「つまみ食い」が当てはまる。祥伝社の同名雑誌
との共同企画で、豆乳の朝食、地鶏鍋、足裏マッサージ、精進料理などを盛り込んだ。台湾行きツアー
全体の参加客では20代は5分の1に過ぎないが、「からだいにいいこと」は半分が20代だという。
旅行先でによってパンフレット全体のデザインを変えるもの効果的。価格訴求型商品なら黄色や
赤の派手な色使いで、夢のあるイメージを抱かせるには淡い色を使い余白をたっぷり取るなどの
手法がある。台湾など人気の旅行先は前者、ベトナムなど女性にまだあまりなじみのない旅行先には
後者がいい。盛りだくさんな特典をアピールするなら文字は小さめでも構わないという。
(11/17 日経MJ)
支出が増えたことなどで、遠出をせず余暇を過ごす層が増えているためとみられる。彼女たちを再び
海外旅行に引き寄せる商品企画や旅行パンフレット作りのポイントは何か。人気の高いアジア
旅行を的に絞り、近畿日本ツーリストとJTBの商品企画担当者に聞いた。
法務省「出入国管理統計」をもとにした2005年の出国率は20代女性が24.3%。1995年に
比べ4.6ポイント低下した。他の年代に比べれば依然出国率は首位。しかし旅行者数が多く
売り上げが見込めるだけに旅行会社にとって減少は頭が痛い問題だ。彼女たちの興味をひくためには
今まで以上の商品企画や販売促進策が必要になる。
旅行商品の選択の入り口になるのがパンフレット。インターネット全盛ではあるが、紙のパンフは
比較購買に欠かせない。この世代の女性は、友人同士おしゃべりしながら旅行を決めることが
多い。3、4社のパンフを細かな付帯条件までじっくり比較検討する。

まずポイントになるのが、特典に多さをいかにみせるかだ。近ツーの「バリ島大感謝祭スパスペシャル」(成田
空港発5日間 117,800円~)のパンフには、見開き
いっぱいを使って1から50までの数字を付けた特典が並ぶ。
4年前に始めた商品だが、季節が変わるたびに特典を
追加。人気のスパメニューには、アロマテラピーマッサージ、
海藻パック、フェイシャルトリートメントなどがあり、写真
付きで紹介した。毎日昼食・夕食付き、アルコールやソフトドリンク40種類も無料、客室内のミニバーも
無料でてんこ盛り。極論すれば「滞在中は土産品購入を除けば1円も使わずに済む」
(首都圏ホリデイ事業部企画4課・内尾智子課長)。
同シリーズは、今年10月だけで1000人が利用した人気商品。「店頭で接客する同業他社の
女性の利用も多い」(内尾氏)と目の肥えた〝消費者〟にも人気が高いと胸を張る。
通信費増加などで日常の支出が増している20代女性の価格に対する目はより厳しくなっている。
こうした中で、いかに安さを訴えるかも重要だ。JTBワールドバケーションズ商品企画部の本間千佳
チーフマネージャーは「アジア旅行は3~4泊で総額10万円を切る価格が絶対条件」と話す。
各社の旅行パンフレットの表紙には「34,800円」など文字が躍る。まず表紙では前面に安さを
打ち出すほうがいい。
JTBの「食べて、買って、きれいになりソウル」(成田発3日間)はCグレードホテルを使う最安値が
34,800円。中心部の明洞地区のホテルなら8,000円増し、デラックスホテルなら18,000円増しだ。
まず安さで目を引き、グレードの高いホテルの写真や紹介文を添えてワンランク上の商品も中の
ページでアピールする。「結果的には中程の価格帯が売れる」(本間氏)
単にオプショナルプランを増やすだけでなく、その中からバイキング形式のレストランよろしく、バランス
よくつまみ食い感覚で利用できる利便性を強調するのもポイント。利用者がイメージしやすい
旅行シーズンを写真やレイアウトで表現し、自由な街歩きの楽しさを演出する。
「“五感”で味わう 台北style」(成田発3日間)。「鼎泰豊」(ディンタイフォン)の小籠包、かき氷、台湾
ヌードルといった実際のつまみ食いはもちろん、チャイナ
ドレスを着る「変身写真体験」やイスに座ったままの
「台湾式シャンプー」も用意した。
JTBの「ルックJTB からだにいいこと 台北」(9月末で
終了)も「つまみ食い」が当てはまる。祥伝社の同名雑誌
との共同企画で、豆乳の朝食、地鶏鍋、足裏マッサージ、精進料理などを盛り込んだ。台湾行きツアー
全体の参加客では20代は5分の1に過ぎないが、「からだいにいいこと」は半分が20代だという。
旅行先でによってパンフレット全体のデザインを変えるもの効果的。価格訴求型商品なら黄色や
赤の派手な色使いで、夢のあるイメージを抱かせるには淡い色を使い余白をたっぷり取るなどの
手法がある。台湾など人気の旅行先は前者、ベトナムなど女性にまだあまりなじみのない旅行先には
後者がいい。盛りだくさんな特典をアピールするなら文字は小さめでも構わないという。
(11/17 日経MJ)
富有柿。
2006年11月28日/ ◎コンシェルジュ『J』の雑記雑感
実家から届く。
「次郎柿」と並び、熟すと常に甘みを持つ代表的な完全甘柿。
11月に収穫し、その後霜がおり始めると一段と甘みを増して、
1番食べ頃。
実の表面の白い部分は、柿の果実が表皮を守るために出す
「果粉」。
甘くてうまいので、柿泥棒に注意。
カードの切り方が人生だ。【転機到来篇】
2006年11月27日/ ◎コンシェルジュ『J』の雑記雑感
送っていたコンシェルジュ「J」。
そんなコンシェルジュ「J」にこの秋、
転機が訪れる。
コンシェルジュ「J」が選んだ、その道の先にあるものは!?
12月1日、仕事の舞台は神田神保町から芝公園へ。
カードの切り方が人生だ。
SNSとブログ、垣根超えた競争。
2006年11月27日/ ◎ブログマーケティングコンシェルジュ
個人向けのブログやSNSの境界を越えた競争が激しくなりつつある。7日に国内市場に参入した
世界最大のSNS米マイススペースや投稿した記事ごとをアクセス制限を自由に設定できる新型ブログ
サービスも登場。国内SNS市場で独走するミクシィを追撃する。
安心感とつながり―ミクシィが持っていた強みが薄れつつある。その背景には会員増加に伴う
会員同士の交流と会員の安心感を両立するというSNSが抱えるジレンマがある。
ミクシィの会員は現在、660万人。今年3月から9ヶ月で約2倍になった。会員の友人からの紹介が
ないと会員になれず、会員外からは日記や名前などの個人情報が見られないという安心感が受けた
ためだ。ただ、その安心感が会員数の増加と会員の名前、趣味、職業などから同じ趣味や関心を持つ人を
簡単に探し出せる検索機能によって失われつつある。
10月には大手電気メーカー社員のパソコンから流出した個人データ情報がミクシィ内で検索され
ネット上で公開される事件が起きた。660万人のコミュニティに個人情報を公開する怖さが表面化した。
世界最大手の米マイスペースが音楽や動画視聴を武器に日本市場に参入したことも競争激化に拍車をかける。マイスペースはミュージシャンなど有名人が個人ページを設けて日記や音楽、動画などを公開。友達申請もでき、若年層に人気だ。
日本法人に出資するソフトバンクの孫正義社長も「国内SNSは文章や画像が中心だが、
マイスペースなら音楽や動画も楽しめる」とミクシィにないサービスを訴える。
米シックス・アパートも安心して親しい友人たちと情報のやりとりができる点を強調したブログサービス
「Vox」を10月下旬に開始した。
Voxは自分のプロフィルや書いた記事ごとに家族のみ、友人・知人、全体と公開範囲を設定できるのが
特徴。創業者のミナ・トロット氏は「不特定の読者が増えすぎて疲れてしまった」と自身の体験から
アクセス制限機能を付けたと説明する。
家族や友人などが記事を更新すると自分のブログページで確認できるほか、Vox会員の中から友人
なども検索できる。従来のブログになかったSNS的「つながり」の要素を併せ持ち、ミクシィが失いつつ
ある書き手の安心感を訴えた。
ミクシィは会員の安心感と友人や同じ趣味の人との「つながり」機能で会員の満足度を高めてきた。
ただ、会員数の増加に伴い、家族限定などごく少人数での会話を楽しむ需要と関心が同じ大勢の
会員と情報を交換したいという相反する需要に対応しきれていない。
ミクシィは12月上旬に名前と性別の公開範囲を設定できる機能を追加するが、マイスペースやVoxなど利用者の需要にあったサービスも台頭。利用者の安心感と音楽・動画機能など利便性を両立できれば、
今後はミクシィからの利用者の乗り換えも多数出てきそうだ。(11/27 日経MJ)
SNSは「会員間の交流」が利用目的であり、個人的には「女の子の交換日記」的要素を強く感じる。
ただ、それはそれで「個人」の需要は押さえているし、事実会員数も伸びているのだが、書かれた内容が「友人・知人の公開」だけでは不満な人もいるだろうし、企業がサービスや商品の「ネット全体への情報
発信」を目的としたプロモーションツールとして考えた場合、SNSよりもブログだと思う。
ただブログもある程度の閲覧者がいなければ寂しいし、そうした理由でブログを辞める人も多いと思う。
ブログに必要になってくるのは「つながり」だ。
「てぃーだブログ」のように、企業が小さなカテゴリであっても、ある「テーマ」でブログを括り、
「SNSとブログの中間」ほどのサービスを展開することが、会員(ブロガー)にとって居心地のいい
環境をつくれる。
もっと「テーマ」や「地域」に特化したブログポータルが、出てきてもいいのでは、と感じる。
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世界最大のSNS米マイススペースや投稿した記事ごとをアクセス制限を自由に設定できる新型ブログ
サービスも登場。国内SNS市場で独走するミクシィを追撃する。
安心感とつながり―ミクシィが持っていた強みが薄れつつある。その背景には会員増加に伴う
会員同士の交流と会員の安心感を両立するというSNSが抱えるジレンマがある。
ミクシィの会員は現在、660万人。今年3月から9ヶ月で約2倍になった。会員の友人からの紹介が
ないと会員になれず、会員外からは日記や名前などの個人情報が見られないという安心感が受けた
ためだ。ただ、その安心感が会員数の増加と会員の名前、趣味、職業などから同じ趣味や関心を持つ人を
簡単に探し出せる検索機能によって失われつつある。
10月には大手電気メーカー社員のパソコンから流出した個人データ情報がミクシィ内で検索され
ネット上で公開される事件が起きた。660万人のコミュニティに個人情報を公開する怖さが表面化した。
世界最大手の米マイスペースが音楽や動画視聴を武器に日本市場に参入したことも競争激化に拍車をかける。マイスペースはミュージシャンなど有名人が個人ページを設けて日記や音楽、動画などを公開。友達申請もでき、若年層に人気だ。
日本法人に出資するソフトバンクの孫正義社長も「国内SNSは文章や画像が中心だが、
マイスペースなら音楽や動画も楽しめる」とミクシィにないサービスを訴える。
米シックス・アパートも安心して親しい友人たちと情報のやりとりができる点を強調したブログサービス
「Vox」を10月下旬に開始した。
Voxは自分のプロフィルや書いた記事ごとに家族のみ、友人・知人、全体と公開範囲を設定できるのが
特徴。創業者のミナ・トロット氏は「不特定の読者が増えすぎて疲れてしまった」と自身の体験から
アクセス制限機能を付けたと説明する。
家族や友人などが記事を更新すると自分のブログページで確認できるほか、Vox会員の中から友人
なども検索できる。従来のブログになかったSNS的「つながり」の要素を併せ持ち、ミクシィが失いつつ
ある書き手の安心感を訴えた。
ミクシィは会員の安心感と友人や同じ趣味の人との「つながり」機能で会員の満足度を高めてきた。
ただ、会員数の増加に伴い、家族限定などごく少人数での会話を楽しむ需要と関心が同じ大勢の
会員と情報を交換したいという相反する需要に対応しきれていない。
ミクシィは12月上旬に名前と性別の公開範囲を設定できる機能を追加するが、マイスペースやVoxなど利用者の需要にあったサービスも台頭。利用者の安心感と音楽・動画機能など利便性を両立できれば、
今後はミクシィからの利用者の乗り換えも多数出てきそうだ。(11/27 日経MJ)
SNSは「会員間の交流」が利用目的であり、個人的には「女の子の交換日記」的要素を強く感じる。
ただ、それはそれで「個人」の需要は押さえているし、事実会員数も伸びているのだが、書かれた内容が「友人・知人の公開」だけでは不満な人もいるだろうし、企業がサービスや商品の「ネット全体への情報
発信」を目的としたプロモーションツールとして考えた場合、SNSよりもブログだと思う。
ただブログもある程度の閲覧者がいなければ寂しいし、そうした理由でブログを辞める人も多いと思う。
ブログに必要になってくるのは「つながり」だ。
「てぃーだブログ」のように、企業が小さなカテゴリであっても、ある「テーマ」でブログを括り、
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クラブツーリズム、旅行業初の証券仲介業進出。
2006年11月23日/ 旅行業界のマーケティング
投資を仲介するサービスを始めた。旅行業としては初の証券仲介業務進出で、
2006年5月、日興コーディアル証券と提携した。セミナーなどを通じて、
シニア層を中心とする顧客の資産運用を支援するとともに、金融資産の増加を
本業である旅行の需要喚起につなげる狙い。
サービス開始以来、週1回の割合でセミナーを開いている。シニア層は知的好奇心が高く、これまでの
参加者数はのべ3,000人に達した。多くの顧客が口座を開設し投資を始めている。28日には
運用状況についての説明会も実施する。投資初心者が多いこともあり、金融商品を売るだけでなく、
購入後のフォローにも対応していく。
旅行業との相乗効果も出ている。10月からは東京証券取引所や日本銀行本店を巡るバスツアーを
始めた。投資セミナー参加者を中心に毎回盛況だ。今後は企業のIR(投資家向け広報)担当者を訪ねる
ツアーなどを企画している。(11/22 日経MJ『マーケット仕掛人』)
銚子電鉄の緊急報告。
2006年11月21日/ コンシェルジュ注目記事
千葉の銚子~外川駅間6.4kmを結ぶ、小さな鉄道。銚子電鉄。関東地方最東端の犬吠埼の近くを通り、うら若き沢口靖子がヒロインを
演じた、NHK連続テレビ小説『澪つくし』(昭和60年)にも度々登場し、
車両も小さく可愛いく、鉄道ファンのみならず、多くの人に愛されている
鉄道だ。
ところが今年8月、前社長が借入金を着服した業務上横領容疑で逮捕。起訴状などによると、
総額は1億円以上とされ、この影響もあって銀行からの融資は停止されていると銚子電鉄が17日、
「緊急報告」を自社サイト・トップページに掲載した。
日々困窮している状況です。年末を迎え、毎年度下期に行う鉄道車両の
検査(法定検査)が、資金の不足により発注できない状況に陥って
おります。このままでは、元旦の輸送に支障をきたすばかりか、
年明け早々に車両が不足し、現行ダイヤでの運行ができないことも予測されます」と。
そこで資金調達の為に、「ぬれ煎餅や銚子電鉄グッズの購入、日頃の当社電車の利用」をお願いした。
「ぬれ煎餅」は、ヤマサ醤油の「ぬれ煎餅専用醤油だれ」が使用され、
普通味とうす味(うすむらさき)の2種類があって、普通味はカツオだし、
うす味はこんぶだし入りの醤油だれを使っている。
国の補助金の打ち切り決定を機に、その分を稼ごうと、95年から犬吠駅で売り出したのが始まり。
以来、かなりの人気になった。
驚くべきは、鉄道部門の年商は1億1500万円程度だが、この「ぬれ煎餅」の年商は鉄道事業の1.6倍以上の1億8千万円。(これでは「煎餅会社」が「鉄道事業」をやっているみたいだ)
鉄道の赤字を「ぬれ煎餅」の利益で補ってきたが、それでも間に合わず。そこで、一層「ぬれ煎餅」や
「レール文鎮」など電鉄関連商品の購入を呼びかけたところ、20日までに、全国から寄せられた注文の
メールは1千件を超えた。「レール文鎮」は、人気のあまり在庫切れに。「一日も長く走ってくれ」
などと、全国の鉄道ファンたちから激励の声も寄せられているという。
「厳しいものは、厳しい。助けて、みんな」とサイト上で叫んだ銚子電鉄。SOSを察知し、
支援するファン。そしてその支援の輪や情報がマスコミだけでなくCGMで広がっていく。
これも1つのWeb 2.0。
いじめの問題にも何か通じるものがあるような気がする。
【関連記事】
『銚子電鉄に乗って「ぬれせん」買ってみた』(11/27 ITmedia News)
『銚子電鉄パニック「ぬれ煎餅買って!」で注文殺到、在庫カラカラ 目標5億円「まだまだ」』(11/28 iza)
【関連ブログ】
『銚子電鉄の日記帳』 http://blogs.yahoo.co.jp/choshidentetsu
矢部澄翔さんと「ジャパンウィーク」。
2006年11月19日/ 女流書道家・矢部澄翔さん
総2階建てを誇る世界最大の次世代大型旅客機「エアバスA380」が、成田空港に初着陸を
遂げた同じ頃、旅行関連に8年間従事していながらまったくもって恥ずかしい話だが、私も初成田を
遂げ、1人の女性の渡航を見送った。
今年5月に知人から、「ジャパンウィーク」の
人選コーディネートの依頼を受けた。
「ジャパンウィーク」とは、財団法人国際親善
協会が主催する、日本の生活文化、芸能、
美術などを通じて日本を紹介するとともに、
開催地住民も参加し、相互理解・友好親善を図る
市民レベルの国際文化交流事業。
日本の伝統文化である「書道」を、海外の人に「ライブ感覚」で見せたい。そう思った私が白羽の
矢を立てたのが、パフォーマンス書道で活躍する女流書道家の矢部澄翔さんだった。
初めて会った私の依頼にも彼女は快く検討してくれ、そして今日、彼女は開催地へと旅立った。
20周年を迎えた今回第31回の開催地は、スペイン・サラマンカ。
地図はこちら
「スペインで最も美しい」と称されるマヨール広場や、スペイン最古の大学・
サラマンカ大学などがある旧市街全体が、ユネスコの世界遺産に
登録されている。
スペインの美都に、美しくも情熱の「書」の想いが花開くことを祈って。
行ってらっしゃい。
女流書道家・矢部澄翔さんのサイト http://www.yabe-chosho.com/
『書を愉しむ』(MSN毎日インタラクティブ)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/shumi/etc/sho/joryu/
財団法人国際親善協会「ジャパンウィーク」 http://www.iffjapan.or.jp/japan_week/
遂げた同じ頃、旅行関連に8年間従事していながらまったくもって恥ずかしい話だが、私も初成田を
遂げ、1人の女性の渡航を見送った。
人選コーディネートの依頼を受けた。
「ジャパンウィーク」とは、財団法人国際親善
協会が主催する、日本の生活文化、芸能、
美術などを通じて日本を紹介するとともに、
開催地住民も参加し、相互理解・友好親善を図る
市民レベルの国際文化交流事業。
日本の伝統文化である「書道」を、海外の人に「ライブ感覚」で見せたい。そう思った私が白羽の
矢を立てたのが、パフォーマンス書道で活躍する女流書道家の矢部澄翔さんだった。
初めて会った私の依頼にも彼女は快く検討してくれ、そして今日、彼女は開催地へと旅立った。
20周年を迎えた今回第31回の開催地は、スペイン・サラマンカ。「スペインで最も美しい」と称されるマヨール広場や、スペイン最古の大学・
サラマンカ大学などがある旧市街全体が、ユネスコの世界遺産に
登録されている。
スペインの美都に、美しくも情熱の「書」の想いが花開くことを祈って。
行ってらっしゃい。
女流書道家・矢部澄翔さんのサイト http://www.yabe-chosho.com/
『書を愉しむ』(MSN毎日インタラクティブ)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/shumi/etc/sho/joryu/
財団法人国際親善協会「ジャパンウィーク」 http://www.iffjapan.or.jp/japan_week/
「イントラブログ」の活用②
2006年11月17日/ ◎ブログマーケティングコンシェルジュ
企業内向けブログに定評があるドリコム。ドリコム取締役・安藤正樹氏が「ソフトバンク ビジネス+IT」
で、社内活用(「イントラブログ」)をブログのビジネス利用について記している。(一部略)
「イントラブログ」の活用① はこちら
■パターンA
【課題】
「A社」では、日報やナレッジマネジメント(個人の知識や情報を組織全体で共有し、有効活用することで
業績の向上を目指す経営手法)、ファイル共有、アイデア募集などに取り組もうとしていた。ただ、用途別に
個別のツールを購入する予算はなく、メールやメーリングリストで情報共有するという運用を続けていた。
その結果、1日に流通するメールの量が多くなり、「どれが重要なメールかわからない」「メールを
受信した人しか情報共有できない」ことなどが問題となり、何らかの対策が必要となった。
【業務改善】
さまざまな用途で使えるとして、ブログを導入することを決定。社員ひとりひとりにもブログを持たせ、
より多くのメンバーで共有すべき情報はメールで送らずにブログに掲載・蓄積していくようにした。
それにより、メールの流通量が減ってメールには必要な情報だけが流れるようになると同時に、コストを
かけずに日報やナレッジマネジメント、ファイル共有、アイデア募集などの目的を達成できる
ようになった。
■パターン②
【課題】
「D社」では、内定者の入社率を高くするために、内定者と人事担当者、あるいは内定者同士の
コミュニケーションを活性化したいと考えていた。ただし、掲示板やメーリングリストなどのツールでは
参加者がかぎられてしまい、昼食会などのイベントを開催しても内定者全員と話す時間を持つことは
容易ではなかった。
【業務改善】
内定者ひとりひとりにブログを持たせることで、掲示板やメーリングリストでは情報発信に積極的で
なかった人も、気軽に書き込むようになった。また、コメントやトラックバックの機能により、共通の関心事を
持つ内定者同士も個々に結びつくようになり、親睦が深まっていった。研修日記などは、内定者が
互いの記事を読むことで切磋琢磨し、教育・研修にも役立っているという側面もある。
また、人事担当者が内定者のブログを見ることによってそれぞれの考えや特性を把握しやすくなり、
入社への動機づけを行うこともでき、内定辞退率の低下防止にもつながっている。
導入するだけで情報共有がうまくいくとはいえない。やはり、運用面での工夫も不可欠なのである。とは
いえ、毎日決められた数の記事を書くといったルールを設定しても、社員にとって強制感は否めず、また、
通常業務に新たな負荷が加わる結果となってしまい、うまくいかないだろう。
ブログを普及させていくには多様な手段が考えられるが、現実的な方法として提案できるものでは、
日常業務の中でブログに置き換えられるものを選び出すことである。
たとえば、日報や社内通達、会議の議事録など、従来はメールや掲示板を活用してきたものについて、
ブログに置き換えることで効率化できるものを決めたうえで運用を開始することをおすすめする。まずは
ブログを見て書くことにも慣れてもらい、次第に他者のブログに足跡やコメントを残していくことで、書き手も
意義を感じられるようになり、ブログを活用する動機づけとなっていく。
社員の自発的な投稿が増えてブログが活性化すれば、日常業務にブログを組み込むことも容易に
なるだろう。これには当然、あらかじめ導入目的を明確にし、求められる記事内容について社員に周知
徹底させておくことも極めて重要である。
メールも、ナレッジマネジメントにも利用されていれば、日報やアイデアの吸い上げ、コミュニケーション
など、幅広い用途で活用されている。しかし、情報の蓄積・閲覧・発信の面においてメールには
不便な点も多く、そうした部分でブログが効果的に補完することが理解できたかと思う。導入の
容易性や使いやすさから、今後もブログはさまざまな企業において何らかの形で
取り込まれていくことだろう。
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で、社内活用(「イントラブログ」)をブログのビジネス利用について記している。(一部略)
「イントラブログ」の活用① はこちら
■パターンA
【課題】
「A社」では、日報やナレッジマネジメント(個人の知識や情報を組織全体で共有し、有効活用することで
業績の向上を目指す経営手法)、ファイル共有、アイデア募集などに取り組もうとしていた。ただ、用途別に
個別のツールを購入する予算はなく、メールやメーリングリストで情報共有するという運用を続けていた。
その結果、1日に流通するメールの量が多くなり、「どれが重要なメールかわからない」「メールを
受信した人しか情報共有できない」ことなどが問題となり、何らかの対策が必要となった。
【業務改善】
さまざまな用途で使えるとして、ブログを導入することを決定。社員ひとりひとりにもブログを持たせ、
より多くのメンバーで共有すべき情報はメールで送らずにブログに掲載・蓄積していくようにした。
それにより、メールの流通量が減ってメールには必要な情報だけが流れるようになると同時に、コストを
かけずに日報やナレッジマネジメント、ファイル共有、アイデア募集などの目的を達成できる
ようになった。
■パターン②
【課題】
「D社」では、内定者の入社率を高くするために、内定者と人事担当者、あるいは内定者同士の
コミュニケーションを活性化したいと考えていた。ただし、掲示板やメーリングリストなどのツールでは
参加者がかぎられてしまい、昼食会などのイベントを開催しても内定者全員と話す時間を持つことは
容易ではなかった。
【業務改善】
内定者ひとりひとりにブログを持たせることで、掲示板やメーリングリストでは情報発信に積極的で
なかった人も、気軽に書き込むようになった。また、コメントやトラックバックの機能により、共通の関心事を
持つ内定者同士も個々に結びつくようになり、親睦が深まっていった。研修日記などは、内定者が
互いの記事を読むことで切磋琢磨し、教育・研修にも役立っているという側面もある。
また、人事担当者が内定者のブログを見ることによってそれぞれの考えや特性を把握しやすくなり、
入社への動機づけを行うこともでき、内定辞退率の低下防止にもつながっている。
導入するだけで情報共有がうまくいくとはいえない。やはり、運用面での工夫も不可欠なのである。とは
いえ、毎日決められた数の記事を書くといったルールを設定しても、社員にとって強制感は否めず、また、
通常業務に新たな負荷が加わる結果となってしまい、うまくいかないだろう。
ブログを普及させていくには多様な手段が考えられるが、現実的な方法として提案できるものでは、
日常業務の中でブログに置き換えられるものを選び出すことである。
たとえば、日報や社内通達、会議の議事録など、従来はメールや掲示板を活用してきたものについて、
ブログに置き換えることで効率化できるものを決めたうえで運用を開始することをおすすめする。まずは
ブログを見て書くことにも慣れてもらい、次第に他者のブログに足跡やコメントを残していくことで、書き手も
意義を感じられるようになり、ブログを活用する動機づけとなっていく。
社員の自発的な投稿が増えてブログが活性化すれば、日常業務にブログを組み込むことも容易に
なるだろう。これには当然、あらかじめ導入目的を明確にし、求められる記事内容について社員に周知
徹底させておくことも極めて重要である。
メールも、ナレッジマネジメントにも利用されていれば、日報やアイデアの吸い上げ、コミュニケーション
など、幅広い用途で活用されている。しかし、情報の蓄積・閲覧・発信の面においてメールには
不便な点も多く、そうした部分でブログが効果的に補完することが理解できたかと思う。導入の
容易性や使いやすさから、今後もブログはさまざまな企業において何らかの形で
取り込まれていくことだろう。
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「マーケティング大進化論」
2006年11月16日/ コンシェルジュ『J』の読書録
大手広告会社に勤務するマーケティングディレクター、牧野 真氏の「マーケティング大進化論 常識がどんどん壊れていく」(中経出版)を読む。
『どうやれば、ヒット率を上げることができるか?
その解決策のひとつは、お客さんに提供する情報を、思い切って
絞っていくことです。
必要な情報と、必要でない情報を分けていく。』 (情報をスリム化しよう より)
『儲かるビジネスを構築する方法のひとつは、「マニア向け商品」に特化することです。
どれも似たり寄ったりの商品が溢れる中で、「マニア度」が強い商品は確実に需要があります。
マニア向けのビジネスの大きな強みとは何でしょうか?
それは、売る側と買う側の「言語体系が同じであること」です。』
(マニアックな世界の住民になろう より) 関連ブログ:『旅の贈りもの★0:00発』(11/13)
『マーケットが大きく拡大している領域が2つあります。
ひとつは、「脳」の市場。
もうひとつは、「心」の市場。
2つの市場に共通する特性があります。
それは、特殊なものから、一般的なものへと市場が拡大しながら、しかも変化していることです。
であるならば、これからの2つの市場に参入するやり方は決まっています。
マーケットのど真ん中ではなく、少し外れたところを狙っていくのです。』
(狙い目は「頭」と「心」 より) 関連ブログ:『シニア市場、「学び」が有望。』(11/3)
『では、あなたのお客の売上げを伸ばす精度の高い方法とは何でしょうか?
それは、お客の取引先(お客のお客)の業績をあげるお手伝いをすることです。
これが「三者三得」です。
ここにビジネスチャンスがあります。
競合が十分に対応できないアプローチだからです。
「三者三得」思考は、さまざまなビジネス形態に応用が利きます。』
(「三者三得」思考になろう より)
上の部分とほぼ同じニュアンスの、近江商人の商いの精神に、「売り手よし・買い手よし・世間よし」の
「三方よし」という理念がある。「商い」のココロは今も昔も変わらない、ということ。
「進化」させていくべきものは、この目には見えない「ココロ」の部分。「ココロ」という視点でマーケットを
見直せば、今ほどたくさんのチャンスがあると指摘する牧野氏の「既存客の維持・拡大」に重点を
置いた戦略は大変興味深い。
阪急交通社、「The お宿」(ネット版)を開始。
2006年11月13日/ 旅行・宿泊予約サイト
13日からインターネットによる宿泊予約の新サービス「The お宿」(ネット版)を
開始した。
国内の旅館・ホテル・ペンションと阪急交通社がシステム契約を結ぶことにより各施設が自由に在庫
管理・料金設定・プラン設定できるもので、12月1日には携帯電話でのサービス提供も開始する。
以前からインターネットによる各施設の客室販売を展開してきたが、サービス開始にあわせて
「The お宿」も全面リニューアルした。
阪急交通社のインターネット販売実績は、2004年度が取扱額245億円(取扱人数37万人)、
2005年度が332億円(50万人)。さらに、ウェブサイトの新しいキャラクターとして俳優の
高嶋政伸さんを起用し、ネット市場でのさらなる飛躍を目指していくとしている。(11/10 IB Times)
「旅の贈りもの★0:00発」
2006年11月13日/ ◎コンシェルジュ『J』の雑記雑感
オープニングトークで熱く語っていた、邦画「旅の贈りもの★0:00発」を
先日、新宿テアトルで見る。
物語は、午前0時に大阪駅を出発して行く先は不明の3両編成列車、いわゆる
ミステリートレインで旅に出るところから始まる。
乗客は、それぞれに悩みを抱え乗り合わせた男女5人。たどりついた「風町」という古びた小さな港町で、癒やされ、新たな人生を見つけていく。
作品自体は、可もなく不可もないといった感。しかし、音楽や映像は「一人旅に出たい」と思うに十分な、懐かしいポップスと日本の原風景。
「鉄っちゃん」の垂涎とされる、幻の名列車「EF58 150」と「マイテ49」
の姿もカッコ良かった。
映画の中の架空の終着駅「風町駅」は、山陰本線「飯浦駅」がロケ地。
美しい風景のロケ地になったのは、笠岡諸島・真鍋島(笠岡市)。
映画に登場する特別編成列車のプラモデル「Bトレインショーティー」(バンダイ)、ロケの列車シーンを余さず収めたメイキング映像、特別編成列車DVD「大阪発-0:00発」(ユニバーサルミュージック)が、「鉄道モノとしては破格の初版1万枚の売れ行き」。「旅の贈りもの弁当」(大丸百貨店)は、
発売初日に用意した300個は1時間で完売。
さらに日本旅行がつい先日11月11日出発の「旅の贈りものをたどる旅」を主催。極めつけは、
映画の中の町を模した18万円の特製ジオラマ(風街バージョン)・シリアル番号入りの限定
50セット(アクロスザユニバース)が「ほぼ完売状態」という。
マニアや中高年に「鉄道」と「ノスタルジー」が意外な評判を呼び、関連商品が「売れた」よう。
「マニア」向けな小さなマーケットだと思っても、現実はちゃんと大きな消費を産むのだ
ということ。
ブーイングを受ける、新しい千葉県のロゴ。
2006年11月12日/ コンシェルジュ注目記事
先ほど「Yahoo!」の「トピックス」を見たら、「千葉初の県ロゴに県民からブーイング!」
(日刊スポーツ)の記事。
『(中略)県民らのブログでは「こういう単純なデザインの方が作るのは難しい。結構いい」という
賛成意見もあったが、「県民やめたい。どこが洗練されたデザインなんだ」
「悲しすぎます。こんなことに血税が使われたなんて」「ありえない」「大変残念」
「ますますあか抜けなくなっていると感じる」などのキツ~い苦言が次々と書き込まれた。』
県民からブーイングを受けるロゴ。どんなロゴかと思って調べてみたら、

・・・・。
千葉県の方がブーイングする気持ちも分かるような
気がする。出るまでいろいろ想像したが、
出た途端、笑ってしまった。
千葉県が依頼したのは、千葉県立匝瑳(そうさ)高校出身で東京芸大卒業、資生堂宣伝部を経て数々の
賞を受賞しているグラフィックデザイン界の重鎮、 仲条正義氏。
県総合企画部によると、県に対しても10日までに電話やメールで十数件の意見が寄せられ、批判が
ほとんどだったという。総合企画部では「『イメージ一新にならない』など厳しい批判が多かった」と
している。県は仲条氏側に「ちば」というひらがな2文字のロゴを依頼したという。仲条氏は多忙で
連絡がつかなかったとのこと。
大学生の頃、「千葉」という名の後輩がおり、彼はことあるごとに自分の文書の下に、「thousand
leafs leaves」とサインしていた。本人はそれを「ロゴ」と主張していた。
しかし立派な経歴の重鎮の作品も、「CGM」によってブーイングを受けるという時代。
ある意味、すごい「Web2.0」だ。
(日刊スポーツ)の記事。
『(中略)県民らのブログでは「こういう単純なデザインの方が作るのは難しい。結構いい」という
賛成意見もあったが、「県民やめたい。どこが洗練されたデザインなんだ」
「悲しすぎます。こんなことに血税が使われたなんて」「ありえない」「大変残念」
「ますますあか抜けなくなっていると感じる」などのキツ~い苦言が次々と書き込まれた。』
県民からブーイングを受けるロゴ。どんなロゴかと思って調べてみたら、
・・・・。
千葉県の方がブーイングする気持ちも分かるような
気がする。出るまでいろいろ想像したが、
出た途端、笑ってしまった。
千葉県が依頼したのは、千葉県立匝瑳(そうさ)高校出身で東京芸大卒業、資生堂宣伝部を経て数々の
賞を受賞しているグラフィックデザイン界の重鎮、 仲条正義氏。
県総合企画部によると、県に対しても10日までに電話やメールで十数件の意見が寄せられ、批判が
ほとんどだったという。総合企画部では「『イメージ一新にならない』など厳しい批判が多かった」と
している。県は仲条氏側に「ちば」というひらがな2文字のロゴを依頼したという。仲条氏は多忙で
連絡がつかなかったとのこと。
大学生の頃、「千葉」という名の後輩がおり、彼はことあるごとに自分の文書の下に、「thousand
しかし立派な経歴の重鎮の作品も、「CGM」によってブーイングを受けるという時代。
ある意味、すごい「Web2.0」だ。
「ウォーカーズ」と四国遍路の専門旅行社。
2006年11月12日/ お遍路関連
大人たち」。
携帯電話メーカーの開発チームリーダー・山下徳久(江口洋介)が、田舎の父の
病気をきっかけに、八十八ヶ所を巡る旅に出る。様々な人々との出会いの中で、
人生を考えていく…。
昨日はその1回目だったが、内容も面白いし、「お遍路」というものも分かりやすく説明がされていた。
四国八十八ヶ所のお遍路さんの数は、年間約15万人と言われている。最近は若いお遍路さんも
増えているらしい。ひたすら歩いて自分や周りをを見つめ直すことは、現代人にとって必要なのかも
しれない。
団塊世代の退職もあり、今後もさらにその数は増えていくと思う。
■「四国巡礼 手取り足取り」
唯一の四国遍路の専門旅行社」としてその名を全国に広めつつある。
社長の秋山忠は、地元の大手企業の出身。旅行部門の責任者のときバスを使った遍路ツアーを
事業化したが、団体旅行では形ばかりの巡礼になってしまうと会社を興した。目指すのは人生を変える
心の旅。
初めての遍路も仕事のためといういささか不純な動機からだった。
想像していたのものとはまるで違っていた。人を押しのけても前に出ようとするそれまでの生き方が
むなしく思えるようになった。
人間は自分の力で生きているのではない。生かされている。そう感じたとき秋山は1度死んで生まれ
変わった気がした。
同じ経験を多くの人にさせてあげたい。そんな気持ちで企画した遍路ツアーだが、思うように
ならなかった。日程の消化に追われるから駆け足参拝になる。納経所での待ち時間を考えると添乗員が
納経を代行せざるを得ない。札所間は走り抜けるだけだから土地の人との触れ合いもない。
企業という組織の仕事としてする限りこうした問題を解決できないと考えた秋山は退社を決意。
形だけではない真の遍路の提供を目指して、旅ネット四国を設立した。03年1月のことだった。
移動はタクシーを中心に据えるようにし、ドライバーの確保に力を注いだ。ただ客を乗せて走るだけでなく参拝も指導できないと意味がない。タクシー会社と交渉して「公認先達」のドライバーを優先的に回して
もらうように話をつけた。
タクシーを使った8泊9日の全周コースなどモデルプランのほか、グループ対象のバス遍路、老齢や
病気の人の代理参拝などを用意するが、客の事情や希望に合わせて設計するオーダーメードが
7割を占める。
1年目に200人からスタートした取扱客数は、2年目600人、3年目1000人と増加した。05年の
7月期の売上高は7000万円に達し、今期は1億円を突破する見込みだが、理想のきめ細かい営業
方針で、社員3人、規模はおわず、「規模を拡大すれば目がとどかなくなる。それでは自分の会社を作った意味がない」とあくまで質にこだわる。(2/12 日経MJ 一部省略)
年末年始、今年は「高・近・短」。
2006年11月11日/ 旅行トレンド
年末年始のレジャーは「高・近・短」が一段と鮮明に―。大手旅行会社のツアーや東京・大阪の
主要ホテルの宿泊状況を調べると、こんな傾向が浮かび上がった。
(中略)国内旅行の好調ぶりも目立つ。12月29日~1月3日までに出発するJTBの国内ツアーの
予約人数は前年比27%増。東日本地域発の行き先では関東圏が34%増で、温泉地などの予約が
集まる。12月25日~1月4日出発の日本旅行の国内ツアーでは首都圏が約24%増、京阪神が
約20%増と都市圏が人気の行き先で上位を占めた。長期休暇が難しく、近場でゆったり過ごす
消費者が多い。
一方、宿泊にも「高・近・短」の傾向がうかがえる。大手11ホテルの宿泊予約を調べると、現時点で
すでに半数以上の客室が埋まっており、例年以上に出足は早い。外資高級ホテルの進出ラッシュに
備えた大型改装が一巡。より高額な部屋の人気が高まっている。
帝国ホテルではすでに予約で満杯。真っ先に埋まったのが今年全室の改修を
終えた「インペリアルフロア」。通常階の客室に比べて1万円以上高いが、
マイナスイオン発生器を設置するなど快適性を高めた。フロア専任の接客担当も
常駐する。正月プランの完売は昨年より2週間早い10月末だったという。
地図はこちら
東京全日空ホテルでは客室単価が平均5%上昇。ホテルオークラ東京でも
今年改修を終えたスイートルームの予約は順調。内装やトチノキや手すき和紙を
使うなど和の趣を強化した。ウェスティンホテル東京ではレストランの個室の
予約がすでに埋まり、「今年は3世代での利用も目立つ」。
赤坂プリンスホテルでは家族向けのスイートルームでパーティーができる宿泊
プランに人気が集まる。ホテル阪急インターナショナルでは31日の予約状況が
前年比5ポイント上昇の80%。リーガロイヤルホテルでは「スイートなど高単価な客室から
売れている」という。(11/11 日本経済新聞)
主要ホテルの宿泊状況を調べると、こんな傾向が浮かび上がった。
(中略)国内旅行の好調ぶりも目立つ。12月29日~1月3日までに出発するJTBの国内ツアーの
予約人数は前年比27%増。東日本地域発の行き先では関東圏が34%増で、温泉地などの予約が
集まる。12月25日~1月4日出発の日本旅行の国内ツアーでは首都圏が約24%増、京阪神が
約20%増と都市圏が人気の行き先で上位を占めた。長期休暇が難しく、近場でゆったり過ごす
消費者が多い。
一方、宿泊にも「高・近・短」の傾向がうかがえる。大手11ホテルの宿泊予約を調べると、現時点で
すでに半数以上の客室が埋まっており、例年以上に出足は早い。外資高級ホテルの進出ラッシュに
備えた大型改装が一巡。より高額な部屋の人気が高まっている。
帝国ホテルではすでに予約で満杯。真っ先に埋まったのが今年全室の改修を終えた「インペリアルフロア」。通常階の客室に比べて1万円以上高いが、
マイナスイオン発生器を設置するなど快適性を高めた。フロア専任の接客担当も
常駐する。正月プランの完売は昨年より2週間早い10月末だったという。
東京全日空ホテルでは客室単価が平均5%上昇。ホテルオークラ東京でも今年改修を終えたスイートルームの予約は順調。内装やトチノキや手すき和紙を
使うなど和の趣を強化した。ウェスティンホテル東京ではレストランの個室の
予約がすでに埋まり、「今年は3世代での利用も目立つ」。
赤坂プリンスホテルでは家族向けのスイートルームでパーティーができる宿泊
プランに人気が集まる。ホテル阪急インターナショナルでは31日の予約状況が
前年比5ポイント上昇の80%。リーガロイヤルホテルでは「スイートなど高単価な客室から
売れている」という。(11/11 日本経済新聞)
「イントラブログ」の活用①
2006年11月08日/ ◎ブログマーケティングコンシェルジュ
企業内向けブログに定評があるドリコム。ドリコム取締役・安藤正樹氏が「ソフトバンク ビジネス+IT」
で、社内活用(「イントラブログ」)をブログのビジネス利用について記している。(一部略)
■企業のブログ活用パターン
一般ユーザーの間でブログが普及する一方、ブログの簡易性と双方向性に着目し、情報発信ツールと
してブログをマーケティングに活用する事例が次第に生まれてきた。
①ブログの導入しやすさという観点から、新しい情報発信ツールとして活用するパターン
たとえば、商店街のサイトで個々の店舗にブログを持たせてWebマーケティングを行ったり、大学の
Webサイトで教授や学生、卒業生がブログを書くことで生の声を使った情報発信を行うといったもの。
こうした活用法には、以下の3つのメリットがある。
●誰でも簡単に情報を発信できるようになる ●検索エンジン経由のアクセスが増える
●閲覧者とのコミュニケーションが可能
②インターネット上のさまざまなブログから自社のサービスに関係する記事をトラックバック形式で投稿受付を行い、レビュー情報や口コミコンテンツとして活用するパターン。
ECサイトでは商品ごとや商品に関連する話題に、旅行サイトであれば地域ごとなどに多様なブログの
コンテンツをトラックバックで投稿してもらい、口コミコンテンツを作れる一方、ブログ上で話題にしてもらう
ことで口コミ的なプロモーション効果も見込める。こうした活用法のメリットは、次の3つといえる。
●無数のブログから関心ある記事を集められる ●コンテンツの集積に負荷がかからない
●ブログ上で話題になり、口コミ的に広まる
また、ブログの簡易性に着目し、自社サイトの構築に活用するパターンも最近急速に増えて
きている。ブログをベースに完成されるWebサイトには、一般的な企業サイトと遜色ない完成度でサイト
構築できるCMS(Webコンテンツを構成するテキストや画像、レイアウト情報などを一元的に保存・管理し、サイトを構築
したり編集したりするソフトウェアのこと。広義には、デジタルコンテンツの管理を行なうシステムの総称)も出現している。
さらに、ブログを新たなメディアととらえ、そこに広告を配信することで広告プロモーションを行う広告モデル、ブログをビジネスに利用したい企業にそのシステムをパッケージ化して販売・
提供するようなB to Bモデルも登場してきている。
■「イントラブログ」への注目
このように多様な局面で活用されるようになってきたブログだが、その中でもすべてのビジネス
ユーザーを対象とする点で大きく注目されているのがブログの社内利用(イントラブログ)である。
イントラブログの用途は、大きく分けて2つある。
①メールやグループウェア、イントラネットを補完するツールとしてブログを利用するパターン
主に中小企業や大企業の部門単位で多く見られる。
②既存のITシステム/ツールでは実現できなかったことを新たにブログで実現するパターン
主に大企業の全社規模での活用に見られるケースである。
中小企業や大企業の部門単位で利用されるグループウェアだが、スケジューラと会議室予約の利用に
とどまる会社は少なくなく、日報やファイル共有、掲示板といった情報共有ツールは活用されにくいのが
現状だ。この原因の1つはメールの普及にある。グループウェアで情報共有を行うよりも、メールを送る
ほうが簡単で便利だからだ。ただし、ビジネスに不可欠なツールであるメールも、情報共有の面に
おいて以下のようなデメリットが指摘されるようになった。
●蓄積性(メールの情報は埋もれてしまい、蓄積に向いていない)
●閲覧性(メールの受信者しか閲覧することができない)
●情報量(送られた情報がすべて届いてしまい、受信側にストレスがかかる)
そこで、グループウェアよりも利用しやすく、メールのデメリットを補う位置付けとして、ブログが
活用されている。プッシュ型で伝えるべき情報はメールで、プル型で蓄積させていつでも見ることのできる
情報はブログで、と使い分けることで、効率的に情報共有を行うパターンである。
中小企業や大企業の一部門の場合、ブログには幅広い用途での活用が期待される一方、大企業の
場合は目的を特化して導入するケースが多い。大企業の場合、グループウェアはもちろん、CRMや
日報管理など用途別のツールがすでに導入されているため、そうした中でブログに期待されるのは、
それら既存ツールでは実現できなかったことである。具体的には、社内向けの社長ブログ、
クリエーターの作品紹介、部署間のコミュニケーション、ナレッジマネジメントツール、内定者間の
コミュニティサイトの活性化、イントラネットコンテンツの構築など、多岐にわたる。
今後、どのような企業でもブログはメールと同様に有用となると考えれば、イントラブログはさらに
普及するだろう。(つづく)
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で、社内活用(「イントラブログ」)をブログのビジネス利用について記している。(一部略)
■企業のブログ活用パターン
一般ユーザーの間でブログが普及する一方、ブログの簡易性と双方向性に着目し、情報発信ツールと
してブログをマーケティングに活用する事例が次第に生まれてきた。
①ブログの導入しやすさという観点から、新しい情報発信ツールとして活用するパターン
たとえば、商店街のサイトで個々の店舗にブログを持たせてWebマーケティングを行ったり、大学の
Webサイトで教授や学生、卒業生がブログを書くことで生の声を使った情報発信を行うといったもの。
こうした活用法には、以下の3つのメリットがある。
●誰でも簡単に情報を発信できるようになる ●検索エンジン経由のアクセスが増える
●閲覧者とのコミュニケーションが可能
②インターネット上のさまざまなブログから自社のサービスに関係する記事をトラックバック形式で投稿受付を行い、レビュー情報や口コミコンテンツとして活用するパターン。
ECサイトでは商品ごとや商品に関連する話題に、旅行サイトであれば地域ごとなどに多様なブログの
コンテンツをトラックバックで投稿してもらい、口コミコンテンツを作れる一方、ブログ上で話題にしてもらう
ことで口コミ的なプロモーション効果も見込める。こうした活用法のメリットは、次の3つといえる。
●無数のブログから関心ある記事を集められる ●コンテンツの集積に負荷がかからない
●ブログ上で話題になり、口コミ的に広まる
また、ブログの簡易性に着目し、自社サイトの構築に活用するパターンも最近急速に増えて
きている。ブログをベースに完成されるWebサイトには、一般的な企業サイトと遜色ない完成度でサイト
構築できるCMS(Webコンテンツを構成するテキストや画像、レイアウト情報などを一元的に保存・管理し、サイトを構築
したり編集したりするソフトウェアのこと。広義には、デジタルコンテンツの管理を行なうシステムの総称)も出現している。
さらに、ブログを新たなメディアととらえ、そこに広告を配信することで広告プロモーションを行う広告モデル、ブログをビジネスに利用したい企業にそのシステムをパッケージ化して販売・
提供するようなB to Bモデルも登場してきている。
■「イントラブログ」への注目
このように多様な局面で活用されるようになってきたブログだが、その中でもすべてのビジネス
ユーザーを対象とする点で大きく注目されているのがブログの社内利用(イントラブログ)である。
イントラブログの用途は、大きく分けて2つある。
①メールやグループウェア、イントラネットを補完するツールとしてブログを利用するパターン
主に中小企業や大企業の部門単位で多く見られる。
②既存のITシステム/ツールでは実現できなかったことを新たにブログで実現するパターン
主に大企業の全社規模での活用に見られるケースである。
中小企業や大企業の部門単位で利用されるグループウェアだが、スケジューラと会議室予約の利用に
とどまる会社は少なくなく、日報やファイル共有、掲示板といった情報共有ツールは活用されにくいのが
現状だ。この原因の1つはメールの普及にある。グループウェアで情報共有を行うよりも、メールを送る
ほうが簡単で便利だからだ。ただし、ビジネスに不可欠なツールであるメールも、情報共有の面に
おいて以下のようなデメリットが指摘されるようになった。
●蓄積性(メールの情報は埋もれてしまい、蓄積に向いていない)
●閲覧性(メールの受信者しか閲覧することができない)
●情報量(送られた情報がすべて届いてしまい、受信側にストレスがかかる)
そこで、グループウェアよりも利用しやすく、メールのデメリットを補う位置付けとして、ブログが
活用されている。プッシュ型で伝えるべき情報はメールで、プル型で蓄積させていつでも見ることのできる
情報はブログで、と使い分けることで、効率的に情報共有を行うパターンである。
中小企業や大企業の一部門の場合、ブログには幅広い用途での活用が期待される一方、大企業の
場合は目的を特化して導入するケースが多い。大企業の場合、グループウェアはもちろん、CRMや
日報管理など用途別のツールがすでに導入されているため、そうした中でブログに期待されるのは、
それら既存ツールでは実現できなかったことである。具体的には、社内向けの社長ブログ、
クリエーターの作品紹介、部署間のコミュニケーション、ナレッジマネジメントツール、内定者間の
コミュニティサイトの活性化、イントラネットコンテンツの構築など、多岐にわたる。
今後、どのような企業でもブログはメールと同様に有用となると考えれば、イントラブログはさらに
普及するだろう。(つづく)
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日帰りバスツアー、リッチに。
2006年11月07日/ 旅行トレンド
クラブツーリズムは2006年上期、日帰りツアーで前年同期比4%増の95万人を集めた。売上高は7%増と客数の伸び率を上回り、平均客単価は
6000円前後と同200円程度上昇。高額ツアーの増加が単価を押し上げた。
同社の東京郊外発着ツアーでは「奥久慈三大紅葉!袋田の滝と竜神峡と月侍の滝」(1人5980円
~6980円)などの予約者が多い。
百貨店の三越は9月から日本橋本店を出発して都内の美術館や寺院などを巡るツアーを始めた。
料金は日帰りで10000円~15000円と一般的な日帰りバスツアーの2倍。国の重要文化財の
ニコライ堂の内部など、名所の見学を組み込み、昼食は高級料亭やフランス料理店で取る。
毎月20程度のツアーを運行。1回の定員は35人だが、9、10月ともにほとんどのツアーが満員だった。都心部の美術館など地下鉄や徒歩で見て回れる行程のツアーもあるが、60~70代の女性が
「乗り換えの心配もなく、安心して利用できる」のが魅力。
阪急交通社では大阪発着の「老舗宿で〝カニの王者を食す〟間人がに」(14900円~15900円)が人気。京都の丹後半島で水揚げされた高級ガニを老舗旅館で食べるツアー。
はとバスの7~9月のツアー客数は前年同期比12%伸びた。45人乗りのスペースに27~28席を
配置したバスを使用したツアーが好評だ。「富士山を望む新和風リゾート 河口湖温泉 秀峰閣湖月」
はリンゴ狩りなどを楽しめる。料金は1人14500円~15500円と高めだが女性を中心に予約は好調。
(11/6 日経MJ)

