三越の旅行事業戦略。
2007年01月30日/ 旅行業界のマーケティング
三越が団塊世代を対象にした旅行事業を強化している。昨年10月、高価格帯のツアーの販売拡大を狙って、日本橋本店に旅行販売専用の
「三越トラベルセンター 旅のサロン」を設けた。高級感を高めた
ツアーの企画を増やしたことで売上高は増えている。今後も中高年層の
旅行需要は伸びる見込みで、成長分野の1つとして事業に磨きをかける。
日本橋本店の新館7Fにオープンした「旅のサロン」は高級感にこだわった。店内の内装は木目調で
統一し、オフィス家具も木製で高級ブランドのような造りだ。対面形式のカウンターの奥にはくつろぎながら
旅行の相談ができるようにソファを置き、応接室のようなスペースを設けた。
サロン設置の狙いは団塊世代を中心とする富裕層を呼び込むことにある。同社は5年ほど前から
自前で企画したツアーの比率を高めており、現在では「販売しているツアーの約9割が自主企画の
商品」(旅行・サービス事業部 高橋公成GM)
自前で企画したツアーは同社の顧客層に合わせて、高級感を高めているのが特徴。海外旅行では、飛行機はビジネスクラス、宿泊は最高級ホテル。
国内旅行でも2泊3日で10万~20万円台が中心となる。日帰りのツアーも老舗高級料亭での食事を
コースに入れるなど裕福な中高年者層に的を絞った。昨秋からは観光バスを年間契約し、三越の
ロゴを車体に書いた専用バスの運行も開始した。
従来のトラベルセンターは、別館の地下1Fという目立たない場所に置いていたこともあり、サロン新装
後の来店客数は前年比で5割増加。今期(07年2月期)の売上高は前期比10%増を見込む。
顧客の相談をじっくりと聞けるサロンができたことにより、今後はオーダメード型の旅行販売にも
力を入れる方針。
ツアー商品については、三越の強みを生かして企画力をさらに高める考え。3月には業務提携した
松竹と組んで、『パリ・オペラ座 松竹大歌舞伎公演』を組み合わせたツアーを実施する。三越カルチャー
サロンとの連携も深め、受講者を狙ったツアーも組む予定。
三越は「30年以上前から自前で企画した商品を販売しており、特に高価格帯のツアーでは
相当なノウハウの蓄積がある」と、あくまで自前の運営で、事業を拡大していく考え。
「モノ」から「コト」への販売シフトが進むといわれる中は、三越の戦略は一見正しいようだが、高額
商品だけに、顧客の期待に応えられる商品を安定的に提供できるかは未知数。伊勢丹は
昨年末、富裕層向け旅行の企画力を高めるため、子会社・伊勢丹トラベルの株式を一部JTBに
譲渡し、業務提携契約を交わした。どちらの戦略が実を結ぶのか。三越の手腕が問われる。
(1/26 日経MJ)
JTB「ガクタビ」の企画・販促ポイント。
2007年01月28日/ 旅行業界のマーケティング
卒業旅行などの学生旅行シーズンが1月下旬から本格化する。今年は予約の出足が早く、旅行者数も
昨年を上回りそうだ。就職内定率の改善に加え、旅行者数も昨年を上回りそうだ。就職内定率の改善に
加え、旅行各社が「将来の顧客」の取り込みを積極化させたからだ。「ガクタビ」を展開する
JTBワールドバケーションズ
地図はこちら 企画推進部長・常盤省吾氏に企画・販促の
ポイントを聞いた。
「エアーズロック頂上で愛を叫べ ウルル&ケアンズ6~8日間」、「バリバリ バリ島4~7日間」、「行っとこトコトン ロンドン・ローマ・
パリ12日間」など、人を食ったインパクトあるツアー名が、スーパーの
チラシのような単色の冊子にぎっしりと並ぶ。これが「ガクタビ」の
パンフレット。業界最大手でブランド力が高いJTBだけに、パンフを見た
業界関係者の間では驚きの声が多かったが、この反応こそJTBが
狙ったものだった。
「将来の顧客である学生の需要を取り込みたいが、JTBブランドは敷居が高いと受けとられている」。
「ガクタビ」企画の出発点は「JTB」の従来のイメージを離れること
だった。そのためには、ツアープログラムやパンフなどすべてにおいて「革命が必要だった」という。
ツアー内容は「現地の学生が体験するようなプログラム」がコンセプト。入社3年目の若手
社員を中心に20人程度のプロジェクトチームを組んだ。「旅行好きで入社しており、自分の体験
などをふまえた企画がいくつも出てきた」。例えば、オーストラリアのエアーズロックにテント泊したり、
中国でパンダ飼育を体験したりするツアーだ。
ツアー名も自由に付けてもらった。100以上あるツアー名はもともと「ロンドン7日間」など普通の名称
だった。しかし、学生向けならではのインパクトやおもしろさを表現しようと、発売1週間前に変更を
決定。これまでの旅行商品にはないユニークな名称が集まった。「この名称を見た学生は、自分たちに
向けたツアーであると実感できるはずだ」という。
価格は通常のツアーより2割以上安い。空港での荷物サービスや日本語ガイドなど学生に不要と
思われるものを省いた。ホテルも公共交通機関で容易に行けるという条件で、街の中心からはずれた
割安な宿泊施設を選んだ。これおまでJTBと取引がなかった施設も多く、新たに契約を結んだ。
割安感をアピールするうえで重視したのがパンフだ。JTBには料金が高いイメージがあったため、
これまでのすぺてのパンフの左上に表示してきた「ルックJTB」のロゴを初めて廃止した。「JTBと
いうだけで敬遠されてしまうのを避ける」ためだ。カラー写真は使わず、あえて単色刷りを選んだ。
アメリカンコミック風のキャラクターを登場させ、親近感も狙った。
パンフ作成で参考にしたのは若者に人気のあるドラックストア「マツモトキヨシ」やディスカウント
ショップの店頭。「ガクタビならお得でいろいろ選べるのさ」といった広告コピーやキャラクターを
吹き出しにしたのは、「マツモトキヨシ」のPOPを参考にした。
地域別にまとめるのが主流の旅行パンフで、「ガクタビ」は一部に欧米。アジアなど地域を交ぜた。
小さめの文字を採用、1ページ当たりのツアー数を従来より増やし情報を詰め込んだ印象にした。
いずれもディスカウントショップの手法で「見ていて楽しくなるような、ごちゃごちゃ感を出した」という。
販売対象が18~25歳の学生に限られており、販促場所は当然大学になる。JTBでは旅行の購入
決定までの過程を想定し、さらに絞り込んだピンポイント販促を展開した。「グループで行く旅行は
友人同士でわいわい話しながら決める」と想定した。
そこで販促場所に選んだのが学食。早稲田、明治、法政など首都圏7大学の学食で昨年11月~
12月まで、それぞれ1週間、トレーにガクタビのチラシを張った。「学生が井戸端会議をする場所は
学食」と考えたからだ。
「ガクタビ」の1~3月出発の予約者数は1月中旬時点で前年比3割増。特にグループでの申し込みが増え、当初目標の2割増を上回っている。
学生旅行は初めて自腹で行く海外旅行。「最初の需要を取り込めば、将来にわたって顧客になる
可能性は高い」。「ガクタビ」を始めて3年目。これまで利用した社会人1年生、2年生が夏休み
などにJTBを利用するなど、その効果は確実にでているという。(1/26 日経MJ)
昨年を上回りそうだ。就職内定率の改善に加え、旅行者数も昨年を上回りそうだ。就職内定率の改善に
加え、旅行各社が「将来の顧客」の取り込みを積極化させたからだ。「ガクタビ」を展開する
JTBワールドバケーションズ
ポイントを聞いた。
「エアーズロック頂上で愛を叫べ ウルル&ケアンズ6~8日間」、「バリバリ バリ島4~7日間」、「行っとこトコトン ロンドン・ローマ・パリ12日間」など、人を食ったインパクトあるツアー名が、スーパーの
チラシのような単色の冊子にぎっしりと並ぶ。これが「ガクタビ」の
パンフレット。業界最大手でブランド力が高いJTBだけに、パンフを見た
業界関係者の間では驚きの声が多かったが、この反応こそJTBが
狙ったものだった。
「将来の顧客である学生の需要を取り込みたいが、JTBブランドは敷居が高いと受けとられている」。
「ガクタビ」企画の出発点は「JTB」の従来のイメージを離れること
だった。そのためには、ツアープログラムやパンフなどすべてにおいて「革命が必要だった」という。
ツアー内容は「現地の学生が体験するようなプログラム」がコンセプト。入社3年目の若手
社員を中心に20人程度のプロジェクトチームを組んだ。「旅行好きで入社しており、自分の体験
などをふまえた企画がいくつも出てきた」。例えば、オーストラリアのエアーズロックにテント泊したり、
中国でパンダ飼育を体験したりするツアーだ。
ツアー名も自由に付けてもらった。100以上あるツアー名はもともと「ロンドン7日間」など普通の名称
だった。しかし、学生向けならではのインパクトやおもしろさを表現しようと、発売1週間前に変更を
決定。これまでの旅行商品にはないユニークな名称が集まった。「この名称を見た学生は、自分たちに
向けたツアーであると実感できるはずだ」という。
価格は通常のツアーより2割以上安い。空港での荷物サービスや日本語ガイドなど学生に不要と
思われるものを省いた。ホテルも公共交通機関で容易に行けるという条件で、街の中心からはずれた
割安な宿泊施設を選んだ。これおまでJTBと取引がなかった施設も多く、新たに契約を結んだ。
割安感をアピールするうえで重視したのがパンフだ。JTBには料金が高いイメージがあったため、
これまでのすぺてのパンフの左上に表示してきた「ルックJTB」のロゴを初めて廃止した。「JTBと
いうだけで敬遠されてしまうのを避ける」ためだ。カラー写真は使わず、あえて単色刷りを選んだ。
アメリカンコミック風のキャラクターを登場させ、親近感も狙った。
パンフ作成で参考にしたのは若者に人気のあるドラックストア「マツモトキヨシ」やディスカウント
ショップの店頭。「ガクタビならお得でいろいろ選べるのさ」といった広告コピーやキャラクターを
吹き出しにしたのは、「マツモトキヨシ」のPOPを参考にした。
地域別にまとめるのが主流の旅行パンフで、「ガクタビ」は一部に欧米。アジアなど地域を交ぜた。
小さめの文字を採用、1ページ当たりのツアー数を従来より増やし情報を詰め込んだ印象にした。
いずれもディスカウントショップの手法で「見ていて楽しくなるような、ごちゃごちゃ感を出した」という。
販売対象が18~25歳の学生に限られており、販促場所は当然大学になる。JTBでは旅行の購入
決定までの過程を想定し、さらに絞り込んだピンポイント販促を展開した。「グループで行く旅行は
友人同士でわいわい話しながら決める」と想定した。
そこで販促場所に選んだのが学食。早稲田、明治、法政など首都圏7大学の学食で昨年11月~
12月まで、それぞれ1週間、トレーにガクタビのチラシを張った。「学生が井戸端会議をする場所は
学食」と考えたからだ。
「ガクタビ」の1~3月出発の予約者数は1月中旬時点で前年比3割増。特にグループでの申し込みが増え、当初目標の2割増を上回っている。
学生旅行は初めて自腹で行く海外旅行。「最初の需要を取り込めば、将来にわたって顧客になる
可能性は高い」。「ガクタビ」を始めて3年目。これまで利用した社会人1年生、2年生が夏休み
などにJTBを利用するなど、その効果は確実にでているという。(1/26 日経MJ)
行政が考える、稚拙な観光振興策。
2007年01月27日/ ◎地域観光振興コンシェルジュ
みのもんたの番組で、群馬県伊勢崎市 事業として進められている、合併特例債を財源とした高さ88メートルの
大観覧車の建設計画を報じていた。
昨年11月、この計画に市民約2万1000人分の反対署名が市に
提出された(伊勢崎市の人口は約21万人)にも関わらず、12月の定例会で
建設契約議案は賛成多数で可決。
ちなみにこの大観覧車は、冷暖房完備の最新型でお値段約10億円。しかも計画予定地から
約2キロ南の市営遊園地に、ご丁寧にも高さ65メートルの大観覧車が既にあるのだが、それを
撤去して、23メートル高い大観覧車をどうしても建設したいらしい。
お役所が考える「ハコモノ」の観光振興策には、とても稚拙な計画が時としてある。
そもそも、北関東最大の大観覧車「ひまわり」がある伊勢崎市華蔵寺公園遊園地は、年間
約191万人の入場者数で、この数は長崎県佐世保市のハウステンボスの入場者数にほぼ匹敵する。
(綜合ユニコム「2007レジャーランド&レクパーク総覧」より)
全国20位の入場者数を誇る遊園地のシンボル的存在の大観覧車どころか、遊園地ごと現在地
都市緑化ぐんまフェア」サテライト会場)に移す計画。これについて現市長は、
「なぜ華蔵寺公園では駄目かと言いますと、華蔵寺公園というのは群馬県でトップクラスの
公園だったんですね。最初に遊園地が造られたとき反対の声もありました。きれいな沼のところに
遊園地を作るのはどうかと。私が市長になる前の話なので最初はそれを知らなかったんですが、
公園と遊園地は別なものではないかということは、ずっと議論されてきました。最初は観覧車を
移そうという話だったんですが、メーカーに聞いてみましたら、動かせないということでした。
古いので今の場所で使うならあと何年か大丈夫ですが、動かしたらもうだめですと。
移転できないので、新築するということになりました」
と、伊勢崎市オフィシャルサイトの「市長コラム」でしっかり書かれている。
?・・・。全く論理的でないし、
建設的でないアカウント。
これが市長の計画に対するアカンウンタビリティー(説明責任)だとするならば、
伊勢崎市民は、完全にバカにされているのと同じだ。
結局この計画は、市民が約1万人分の署名を添えて特例債使用を認めないよう総務省に陳情し、
総務省合併推進課が、「合併市町村の一体性ある事業といえるのかどうか」として、同市に確認を
要求。同市は26日、建設延期を表明した。ただし、市長は会見で「地域活性化や20万市民の
シンボルとして必要。反対署名がなければいいということ」と懲りずに述べ、今後も建設を推進する
考えを示した(1/26 読売新聞)。
結局自分の金じゃないから、こういうことが言える。
財政再建団体・夕張市は「炭鉱から観光へ」と、1983年「石炭の歴史村」などのテーマパークや
スキー場を第3セクター運営の元、オープンさせたが、過大な投資や放漫な経営が累積赤字として
重くのしかかり、市の財政を圧迫。「石炭の歴史村」も昨年11月、負債総額75億円を残し自己破産を
申請した。
行政主導型で稚拙な観光振興策を推し進めた悲しき現実であり、そのあおりを1番受けているのが、当時の市や首長の儚き策を一瞬信じてしまった現市民である。
別に夕張市と伊勢崎市が一緒だとは断定しない。ただ、夕張の二の舞にならないように、計画を
推進するからには、「どう夕張と違うのか」を市民に説明する責任が伴ってくる。
先のことは誰だって分からない。ただ、民間と大きく異なるのは、失敗したときの責任が、
非常にうやむやだという点だ。
まあ、そんなことは絶対にありえないが、市長が「皆さんからの税金を投資して行う大観覧車
事業には夢がある。但し万が一、財政を圧迫するようなことになったら、まずは、自身や親族の
財産を担保に押さえてくれ」などと表明すれば、また市民な反応も違うだろうに。
別に行政に「観光振興のプロ」まで求めないが、せめて「公衆・市民に奉仕するプロ」として、
市民が求める観光振興策を官民一体となって行うことが、地域にとって1番大切なことの
はずである。
観光振興策にまず「ハコモノ」ありきの考え方は、はっきり言って「企画力がありません」と
宣言しているようなものだ。
21世紀はワンガリ・マータイ氏が提唱する『MOTTAINAI』をキーフレーズとした、
地域振興を図る時代だ。
楽天トラベル、「プラチナコレクション」開設。
2007年01月24日/ 旅行・宿泊予約サイト
宿泊予約サイト「プラチナコレクション」のサービスを開始した。
インターネットを利用した宿泊予約が広く普及するなか、単価が
高い高級志向の顧客を取り込むことで、収益力の強化を図るのが狙い。
「プラチナコレクション」は、建築家の大江匡氏ら4人の選考
委員会が厳選した国内の宿泊施設が対象。「営業的には選んで
ほしいところもあったが、選考委員会には客観的な視点で選んでもらった。非常にハイエンドな
サービスを提供する。」 (楽天・三木谷浩史会長兼社長)
第1弾として、
■ザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ ■ザ・リッツ・カールトン東京
■セルリアンタワー東急ホテル ■フォーシーズンズホテル椿山荘 東京
■フォーシーズンズホテル丸の内 東京 ■ホテルオークラ東京
■ホテル西洋銀座 ■ホテルニューオータニ東京 ■名古屋マリオットアソシアホテル
■ウェスティンホテル大阪 ■ザ・リッツ・カールトン大阪 ■帝国ホテル大阪
■ホテル阪急インターナショナル ■リーガロイヤルホテル ■ハイアットリージェンシー京都
■京都ホテルオークラ ■ホテルオークラ神戸 ■ハウステンボス・ホテルヨーロッパ
の18ホテル。
楽天トラベル・山田善久代表取締役社長は、「ホテルは文化の1つだと考えている。比較して
予約を入れるだけのサイトではなく、文化を伝えられるような場を目指している。そこで、各界の
著名な方々をお迎えし、ホテルの選考では活発な議論が交わされた」と説明。選考委員会が
半年ごとに新たな施設を追加し、最終的に約50のホテル・旅館の宿泊予約サービスを提供する。
宿泊予約は、ネット上で無料で加入できる楽天会員が対象。楽天プラチナ会員になると、旅行の同伴者への招待状送付サービスなどが受けられるほか、個人的な好みを登録すると、“常連客”と同じもてなしを受けることができるという。
三木谷社長は、「楽天トラベルはこれまで広くあまねくサービスを提供してきたが、新サービスはセレブの人たちのためのもの」と述べ、新たな顧客層の取り込みに意欲を示した。
また、「(グループの他のサービスでも高級志向の顧客を開拓していく上での)試金石になる」と
述べ、安価に利用できることが特長の各種ネットサービスへの波及効果にも期待を示した。
宿泊予約サイトは、旅行会社のほかヤフーや楽天といったネット企業が数多く展開。手軽さに加え、
割引や各種特典サービスが受けられることから、市場は急速に拡大している。
特に地方の宿泊施設ほどネット予約による利用が多く、18施設の一つに選ばれたホテルオークラ神戸
などでは、「部屋数ベースで約2割がネットを介した宿泊」と話している。
(参考:1/24 フジサンケイ ビジネスアイなど)
「一休.com」、「旅上撰」(Yahoo!トラベル)、「kihin」(JTB)、そして今回の「プラチナ
コレクション」(楽天トラベル)・・・。
高級ホテル・旅館宿泊サイト市場は、各社意地のガチンコ対決!
熾烈な「レッドオーシャン」状態に!!
確かに旅行の「ネット予約」は時代の流れだけど、「ダイナミックパッケージ」にせよ、「ペット」に
せよ、「高級」にせよ、どうして、こう同じような旅行市場を各社が追随し、消耗戦に持ち込もうと
するのか、とても不思議だ。
「旅行」そのものが、元々他社にすぐマネされ易いサービスなのか、他社にマネされにくい
サービスを構築できる人が少ないのか、どっちなんだろうと首を傾げたくなる。
LRT、LRV、観光列車・・・。
2007年01月21日/ ◎地方鉄道コンシェルジュ
日経トレンディ2月号に、『街、観光を変える新型列車』が特集されている。
07年4月、JR西日本の富山港線の経営を引き継いだ第3セクター・
富山ライトレール(愛称「ポートラム」)は、全国初の次世代路面
電車交通システム「LRT」(ライト・レール・トランジット)として
開業した。
従来の約3.5倍の運行本数、従来より1時間遅い23時台の終電。
岩瀬浜駅、蓮町駅を起点とする「フィーダーバス」の導入、料金割引
サービスなどの戦略が奏功し、開業から195日目の11月9日に乗車人数が100万人を突破(1日
当たり約5100人)。利用客数はJR時代の平日は2.2倍、休日は5.3倍に増加。中でも
60代以上の利用を促進した。
観光物産館「岩瀬カナル会館」は06年4、5月の来場者数が前年の18倍に急増。
観光にも大きなプラス効果を与えた。
LRTの建設コストは地下鉄に比べ、10分の1程度で済む。このため堺市は富山市と同じ公設
民営型によるLRT整備を計画。南海本線「堺駅」~南海高野線「堺東駅」間約1.7kmの10年度
開業を目指す方針。宇都宮市も導入を検討。
一方、初期投資が抑えられる利点を持つ、架線のない場所でも走行できる架線レス車両・「LRV」(ライト・レール・ビークル)への
期待度も高い。
鉄道総合研究所はリチウムイオン電池駆動、川崎重工業は
ニッケル水素電池を使ったLRVを開発中(左写真)。ただ、実際に
LRTを導入するには道路拡張などの必要があり、まだハードルが高い。
道路をLRTと歩行者に開放する「トランジットモール」や、交通渋滞の緩和と環境保護を目的とした、
最寄りの駅の駐車場に自家用車を止めてLRTに乗り換える「パーク&ライド」などの取り組みが、
今後の検討課題となる。
また、JR各社がローカル線に投入する観光列車が、列車自体の魅力が全面に押し出されたものから、
テーマ性を打ち出した「テーマトレイン」が注目を集めているという。
JR九州の「あそ1962」は、昨年7月に豊肥線熊本~宮路間の運行を開始。昭和37年製の
ディーゼルカーを改造したため、そのコンセプトは「昭和30年代」。
途中の立野駅では20分停車。全国でも珍しい骨組構造の高い、トレッスル橋脚の立野橋梁を見学が
できる。地元の飲食店が考案した、車内販売限定「阿蘇のうなり弁当」を投入するなど、観光地を
活用した演出も取り入れ、運行開始から平均乗車率60%以上と、好調を維持している。
JR西日本では、今年7月より、新下関~仙崎間に観光列車の運行
計画を発表。下関市と、仙崎駅のある長門市が、市町村合併で隣接市
になったため、共同で観光アピールを行い、今回の車両改造にかかる
総費用8000万円を両市が負担するという。
外装デザインをイラストレーターの尾崎眞吾氏、内装デザインを
インテリアプランナー・岡本輝男氏の2人の長門市民が担当。両市にゆかりが深い童謡詩人・金子
みすゞが活躍した時代背景をモチーフに、当時を偲ばせる「懐かしさ」を、アール・デコ調のモダン
デザインで表現したデザインの車両を走らせる(左上写真)。
JR西日本では既に05年秋から、気動車をクルーザーをイメージしたデザインに改造した観光列車・快速「瀬戸内マリンビュー」(左写真)を、
広島~三原間で運行中。運行開始以来1年間の利用客数は、
予想を上回る10万人を突破した。
長野電鉄は昨年12月、小田急電鉄から譲渡を受けた旧型
「ロマンスカー」を、新特急「ゆけむり」(長野~湯田中)として
再デビュー。「北信濃観光の目玉として観光誘客につなげたい」と意気込んでいる。
07年4月、JR西日本の富山港線の経営を引き継いだ第3セクター・富山ライトレール(愛称「ポートラム」)は、全国初の次世代路面
電車交通システム「LRT」(ライト・レール・トランジット)として
開業した。
従来の約3.5倍の運行本数、従来より1時間遅い23時台の終電。
岩瀬浜駅、蓮町駅を起点とする「フィーダーバス」の導入、料金割引
サービスなどの戦略が奏功し、開業から195日目の11月9日に乗車人数が100万人を突破(1日
当たり約5100人)。利用客数はJR時代の平日は2.2倍、休日は5.3倍に増加。中でも
60代以上の利用を促進した。
観光物産館「岩瀬カナル会館」は06年4、5月の来場者数が前年の18倍に急増。
観光にも大きなプラス効果を与えた。
LRTの建設コストは地下鉄に比べ、10分の1程度で済む。このため堺市は富山市と同じ公設
民営型によるLRT整備を計画。南海本線「堺駅」~南海高野線「堺東駅」間約1.7kmの10年度
開業を目指す方針。宇都宮市も導入を検討。
期待度も高い。
鉄道総合研究所はリチウムイオン電池駆動、川崎重工業は
ニッケル水素電池を使ったLRVを開発中(左写真)。ただ、実際に
LRTを導入するには道路拡張などの必要があり、まだハードルが高い。
道路をLRTと歩行者に開放する「トランジットモール」や、交通渋滞の緩和と環境保護を目的とした、
最寄りの駅の駐車場に自家用車を止めてLRTに乗り換える「パーク&ライド」などの取り組みが、
今後の検討課題となる。
また、JR各社がローカル線に投入する観光列車が、列車自体の魅力が全面に押し出されたものから、
テーマ性を打ち出した「テーマトレイン」が注目を集めているという。
JR九州の「あそ1962」は、昨年7月に豊肥線熊本~宮路間の運行を開始。昭和37年製の
ディーゼルカーを改造したため、そのコンセプトは「昭和30年代」。
途中の立野駅では20分停車。全国でも珍しい骨組構造の高い、トレッスル橋脚の立野橋梁を見学が
できる。地元の飲食店が考案した、車内販売限定「阿蘇のうなり弁当」を投入するなど、観光地を
活用した演出も取り入れ、運行開始から平均乗車率60%以上と、好調を維持している。
JR西日本では、今年7月より、新下関~仙崎間に観光列車の運行計画を発表。下関市と、仙崎駅のある長門市が、市町村合併で隣接市
になったため、共同で観光アピールを行い、今回の車両改造にかかる
総費用8000万円を両市が負担するという。
外装デザインをイラストレーターの尾崎眞吾氏、内装デザインを
インテリアプランナー・岡本輝男氏の2人の長門市民が担当。両市にゆかりが深い童謡詩人・金子
みすゞが活躍した時代背景をモチーフに、当時を偲ばせる「懐かしさ」を、アール・デコ調のモダン
デザインで表現したデザインの車両を走らせる(左上写真)。
JR西日本では既に05年秋から、気動車をクルーザーをイメージしたデザインに改造した観光列車・快速「瀬戸内マリンビュー」(左写真)を、広島~三原間で運行中。運行開始以来1年間の利用客数は、
予想を上回る10万人を突破した。
長野電鉄は昨年12月、小田急電鉄から譲渡を受けた旧型
「ロマンスカー」を、新特急「ゆけむり」(長野~湯田中)として
再デビュー。「北信濃観光の目玉として観光誘客につなげたい」と意気込んでいる。
岐路に立たされる、地方鉄道。
2007年01月20日/ ◎地方鉄道コンシェルジュ
16日に放送された『日経スペシャル ガイヤの夜明け』(テレビ東京)は、「住民の足を守れ
~消えゆくローカル線 再生への闘い~」。
人口減少時代に入った日本。地方では過疎化が進み、全国97社の地方鉄道(JR、大手私鉄除く)の
うち、75社は赤字経営に陥っており、存亡の危機に瀕している。これまで赤字補填してきた地方
自治体も赤字鉄道の財政的な支援に限界を迎えている。「存続か、廃止か」。住民の足を守るという
「公益性」と、これ以上赤字を増やせないという「経営の効率化」の狭間に揺れ、大きな岐路に
立たされている地方鉄道の実態をリポートしたものだった。
03年、南海電鉄の廃止検討を表明を期に、沿線市民組織が存続運動を行い、6千人を越える
会員を集めて注目された、貴志川線。
地図はこちら
各市民組織の活動がかなりの盛り上がりを見せ、貴志川線存続の費用対効果分析を行って存続の
社会的な意義を科学的に裏付けるなどしたこともあり、地元の自治体関係者も存続の意思を固め、
鉄道用地などを南海から買い取ることなどを決定。
運行主体を民間の企業等から公募することになり、公募締切最終日、「地方公共交通のあり方を
示したい」と公募に応じたのは、岡山電気軌道など36社の企業グループ、両備グループの
小嶋光信社長。
05年6月、岡山電気軌道の100%子会社として、「和歌山電鐵株式会社」設立。06年4月より
南海電鉄から貴志川線の運行を引継ぎ営業開始した。
和歌山電鐵には、運営の最高意思決定機関として貴志川線運営委員会が設置されている。
この機関は地元自治体、沿線住民、沿線学校関係者、商工会と和歌山電鐵で組織されており、
その新しい試みに注目が集まっている。
小嶋社長は、安全性を維持しながらの徹底した合理化体制と観光資源の発掘など、鉄道事業
再生に挑み、その道筋を既に作っている。
一方、昨年2月、関東鉄道が廃止の方針を鹿島鉄道(茨城)。地元の
市民団体が存続を訴え、両備グループに運行委託を要請したが、
両備グループは地元の存続への熱意が低い現状を鑑み、要請を
断った(昨年12月、事業者の民間公募を行い、市民団体を含む
2事業者がこれに応じたが、いずれも不採用とし、07年4月の廃止が
決定した)。
朝日新聞によると、旧国鉄ローカル線を引き継いだ第三セクター鉄道のうち、現在も運行中の全国
28社について、半数近い13社が開業以来、経常損益で赤字を計上し続け、うち2社は赤字を補う
はずの基金がゼロになっている。
すでに05年、高千穂鉄道(宮崎県)が経営断念。06年、ちほく高原鉄道(北海道)、神岡鉄道
(岐阜・富山県)が廃止。07年も、くりはら田園鉄道(宮城県)が廃止決定。
明智鉄道(岐阜県):約5000万円の赤字(05年度)。計3億円の2つの基金が03年度に底をついた。
三木鉄道(兵庫県):約6300万円の赤字(05年度)。基金約1億2000万円が97年度でゼロに。
両社は現在、沿線自治体からの補助や借入金でしのぐ。
真岡鉄道(茨城・栃木県):05年度末の基金残高が約5500万円。
北条鉄道(兵庫県):05年度末の基金残高が約810万円。
両社はともに06年度中には基金残高が尽きる。
三陸鉄道(岩手県)は07年度、天竜浜名湖鉄道(静岡県)は08年度、若桜鉄道(鳥取県)は
09年度に基金が底をつく見込み。
樽見鉄道(岐阜県)、三木鉄道、若桜鉄道は、地元で廃線が検討・議論されている。
いすみ鉄道(千葉県)も同様。
ただ、神岡鉄道は、筆頭株主の三井金属から計15億円の寄付を受け、観光鉄道として08年5月の
運行再開を目指す方針を発表した。
地方はマイカーの利用が進んでいるため、当然地方鉄道は経営が厳しくなる。しかし、交通渋滞の
緩和、環境対策、観光振興、そして進む高齢化などの要因で、地域にとって再び必要となる時が
来る。一旦廃線とし、その後営業を再開するのは至難の業である。だから今、地域それぞれが「鉄道が
必要か否か」を真剣に考えなくてはいけないはずだ。そして「鉄道を残す」と判断し、行政・地域住民・
企業が一体になった時に初めて、「公益性」と「経営の効率化」の両立がはじめて実現
可能になる。
乗客数が減少しているという現状では今まで通りのローカル鉄道では生き残れない。そこで今注目され始めているのが、道路と鉄道、
両用OKな新型車両「DMV」(デュアル・モード・ビークル)。
マイクロバスを改造したディーゼル駆動の車両。車体を適正な位置に
誘導する「ガイドローラー」を使い、道路からレールへの切り替えも
約15秒とスムーズ。一般的な気動車1億3000万円に対し、DMVは
2000万円程度。燃料消費量も4分の1とコストの大幅低減が見込めるのが大きな特徴。
既に富士市(静岡県)が、本州初のDMV走行実験を昨年11月に
実施。岳南鉄道と、現在、鉄道路線がないJR富士駅~新幹線
新富士駅を結ぶ公共交通の活用として、強い関心を寄せている。
大型バスと鉄道の運転資格両方が必要な(運転士が2人いる)点など課題は残るが、「低コスト、低燃費」のDMVは、地方鉄道生き残りの新しい救世主となる可能性を秘めている。
今年は、地域の観光振興にも大きく左右する地方鉄道の動向に注目したい。
~消えゆくローカル線 再生への闘い~」。
人口減少時代に入った日本。地方では過疎化が進み、全国97社の地方鉄道(JR、大手私鉄除く)の
うち、75社は赤字経営に陥っており、存亡の危機に瀕している。これまで赤字補填してきた地方
自治体も赤字鉄道の財政的な支援に限界を迎えている。「存続か、廃止か」。住民の足を守るという
「公益性」と、これ以上赤字を増やせないという「経営の効率化」の狭間に揺れ、大きな岐路に
立たされている地方鉄道の実態をリポートしたものだった。
03年、南海電鉄の廃止検討を表明を期に、沿線市民組織が存続運動を行い、6千人を越える
会員を集めて注目された、貴志川線。
各市民組織の活動がかなりの盛り上がりを見せ、貴志川線存続の費用対効果分析を行って存続の
社会的な意義を科学的に裏付けるなどしたこともあり、地元の自治体関係者も存続の意思を固め、
鉄道用地などを南海から買い取ることなどを決定。
運行主体を民間の企業等から公募することになり、公募締切最終日、「地方公共交通のあり方を
示したい」と公募に応じたのは、岡山電気軌道など36社の企業グループ、両備グループの
小嶋光信社長。
05年6月、岡山電気軌道の100%子会社として、「和歌山電鐵株式会社」設立。06年4月より
南海電鉄から貴志川線の運行を引継ぎ営業開始した。
和歌山電鐵には、運営の最高意思決定機関として貴志川線運営委員会が設置されている。
この機関は地元自治体、沿線住民、沿線学校関係者、商工会と和歌山電鐵で組織されており、
その新しい試みに注目が集まっている。
小嶋社長は、安全性を維持しながらの徹底した合理化体制と観光資源の発掘など、鉄道事業
再生に挑み、その道筋を既に作っている。
市民団体が存続を訴え、両備グループに運行委託を要請したが、
両備グループは地元の存続への熱意が低い現状を鑑み、要請を
断った(昨年12月、事業者の民間公募を行い、市民団体を含む
2事業者がこれに応じたが、いずれも不採用とし、07年4月の廃止が
決定した)。
朝日新聞によると、旧国鉄ローカル線を引き継いだ第三セクター鉄道のうち、現在も運行中の全国
28社について、半数近い13社が開業以来、経常損益で赤字を計上し続け、うち2社は赤字を補う
はずの基金がゼロになっている。
すでに05年、高千穂鉄道(宮崎県)が経営断念。06年、ちほく高原鉄道(北海道)、神岡鉄道
(岐阜・富山県)が廃止。07年も、くりはら田園鉄道(宮城県)が廃止決定。
明智鉄道(岐阜県):約5000万円の赤字(05年度)。計3億円の2つの基金が03年度に底をついた。
三木鉄道(兵庫県):約6300万円の赤字(05年度)。基金約1億2000万円が97年度でゼロに。
両社は現在、沿線自治体からの補助や借入金でしのぐ。
真岡鉄道(茨城・栃木県):05年度末の基金残高が約5500万円。
北条鉄道(兵庫県):05年度末の基金残高が約810万円。
両社はともに06年度中には基金残高が尽きる。
三陸鉄道(岩手県)は07年度、天竜浜名湖鉄道(静岡県)は08年度、若桜鉄道(鳥取県)は
09年度に基金が底をつく見込み。
樽見鉄道(岐阜県)、三木鉄道、若桜鉄道は、地元で廃線が検討・議論されている。
いすみ鉄道(千葉県)も同様。
ただ、神岡鉄道は、筆頭株主の三井金属から計15億円の寄付を受け、観光鉄道として08年5月の
運行再開を目指す方針を発表した。
地方はマイカーの利用が進んでいるため、当然地方鉄道は経営が厳しくなる。しかし、交通渋滞の
緩和、環境対策、観光振興、そして進む高齢化などの要因で、地域にとって再び必要となる時が
来る。一旦廃線とし、その後営業を再開するのは至難の業である。だから今、地域それぞれが「鉄道が
必要か否か」を真剣に考えなくてはいけないはずだ。そして「鉄道を残す」と判断し、行政・地域住民・
企業が一体になった時に初めて、「公益性」と「経営の効率化」の両立がはじめて実現
可能になる。
両用OKな新型車両「DMV」(デュアル・モード・ビークル)。
マイクロバスを改造したディーゼル駆動の車両。車体を適正な位置に
誘導する「ガイドローラー」を使い、道路からレールへの切り替えも
約15秒とスムーズ。一般的な気動車1億3000万円に対し、DMVは
既に富士市(静岡県)が、本州初のDMV走行実験を昨年11月に
実施。岳南鉄道と、現在、鉄道路線がないJR富士駅~新幹線
新富士駅を結ぶ公共交通の活用として、強い関心を寄せている。
大型バスと鉄道の運転資格両方が必要な(運転士が2人いる)点など課題は残るが、「低コスト、低燃費」のDMVは、地方鉄道生き残りの新しい救世主となる可能性を秘めている。
今年は、地域の観光振興にも大きく左右する地方鉄道の動向に注目したい。
地域ブログ構築と県内地域間関係への配慮。
2007年01月19日/ 「地域ブログ」コンシェルジュ
17日の日本経済新聞(長野経済)、18日の信濃毎日新聞に、LLP(有限責任事業組合)ロングフィールドが、
2月にブログポータルASPサービス『CLOG』で構築する、
長野地域ブログ「ながのBLOG(仮称)」のことが
掲載されている。
中心メンバーである森田舞さんは、私と同じ団塊ジュニア
世代。是非頑張ってほしい。
ただ個人的には、長野地域ブログ構築のニュースには、
大きな期待と一抹の危惧を感じている。
長野県は何度も行く機会があったが、実に不思議な土地。
元々長野県は、北信(長野市など)、東信(上田市など)、
中信(松本市・諏訪市など)、南信(飯田市など)の4地区に
わかれており、北信・東信は、北陸や高崎との交流関係が深いのに対して、中信・南信は、山梨や浜松、
名古屋との関係が深いとされる。交通体系や地理的性質で、実質的に大きく二分しているのだ。
それもそのはずである。松本は、1871年の廃藩置県で松本県の県庁所在地になった。さらに同年、
伊那県、高島県、高遠県、飯田県、高山県と名古屋県の一部を吸収して筑摩県が成立。筑摩県庁も
松本に置かれたが、1876年6月、筑摩県庁が焼失すると、不幸にも同年8月、中信・南信地区が
長野県に編入されてしまった。
9番目の官立・旧制松本高等学校(後の信州大学)や日本銀行松本支店は、県都・長野市に
対抗して、ないものを誘致した松本の意地(?)の結晶である。
1948年、長野県庁別館の火事を機に、再び長野VS松本の県庁の分割運動に発展。
長野県議会で大混乱の中、採決中に突如傍聴席から県歌『信濃の国』の大合唱がわき起こり、
これが機縁となって採決は延期されたという、実に変わった逸話も残っている。
近年でも、やまびこ国体が松本、そして冬季オリンピックが長野をメイン会場として開催されたが、
国体開催時、「松本がメインなら長野は協力しない」と長野側がダダをこね、危うく国体自体が
中止になりそうになったし、オリンピック開催時は、中・南信はほとんど盛り上がらなかったなど、
根深いしこりが長野・松本両者の間に残っている。
それが、長野県である。
私は長野の隣県・岐阜県出身だが、岐阜の場合も、美濃と飛騨の大きく二分され、美濃は名古屋
文化圏、飛騨は北陸文化圏という長野と同じ、内陸県特有の地理的性質を持つが、長野のような
県内地域間対立はない。
私の一抹の危惧は、これを指している。つまり、現段階として「長野県の地域ブログポータル」として
スタートするのか、北信・東信を中心とした長野~軽井沢の、いわゆる「長野新幹線ラインの
地域ポータル」としてスモールスタートするのか、新聞記事には言及されておらず、分からない。
小さな成功を積み重ね、大きな地域ポータルになるのはいい。しかし、最初から大きな「県民
ポータル」としてスタートし、運悪く地域間対立がポータル上で起こった際、ブロガーにとって
「居心地のいい地域ブログポータルでなくなる」ことを回避する、リスクマネジメントなり、
戦略なりが運営者側に必要だと思うのだ。
これが、一抹の危惧ならばいい。本当に。余計なお節介になればいい。
松本には、イー・オフィスが先行して他システムで構築している地域ブログポータル「マツアズ
ブログ」があること、そして「マツアズブログ」が何故、松本と安曇野の地域に特化した
ブログポータルなのか?
ブランドとなるブログ名も含めて是非熟慮を重ね、ロングフィールドの方々が、「地域ブログ
ポータル」としての早期に成功モデルを構築できることを、切に願っている。
何度も言っているが、「地域ブログ」という切り口だけでは、ブロガーや閲覧者を惹きつける
動機付けは弱い。だから「どこの地域を」「どんなキラーコンテンツで」という施策や戦略が
非常に重要になってくる。
【関連記事】「強いライバル意識 裏に歴史あり」(1/6 朝日新聞・長野版)
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レディーズプラン利用の半数は、「お一人様」。
2007年01月17日/ ひとり旅関連
15日の産経新聞に、こんなことが書かれていた。
― 「帝国ホテル大阪」では、女性に快適に過ごしてもらうため、
さまざまな商品を提案してきました。エステ付き宿泊プラン「サロン
インペリアル・エステティック・バリ」は2005年の発売以来、
延べ1000人近くの女性の方にご利用いただいています。
03年の発売以来、1万人を超える女性に好評をいただいている
「レディーズプランセレクション」は、ハイヤーでのお迎えなどの特典も
人気があります。レディーズプランは“お一人様”でのご利用が半数を占め、週末を1人でホテルで
ゆったりと過ごし、納得するものには出費を惜しまない現代の女性像が明確に見て取れます。
レディーズプラン特別企画として、今週末から公開される映画「マリー・アントワネット」にあわせ、
宿泊プラン「マリー・アントワネットのくつろぎ」を発売。パノラマウインドーから街を一望できる
スイートルームでくつろげ、バスタブいっぱいにバラの花を浮かべたフラワーバスで上品な香りに
包まれるバスタイムをお過ごしいただけます。
映画を見た後、帝国ホテルで「お姫様気分」に浸ってみるのはいかがでしょうか。 ―
“レディースプランの利用の半数は「お一人様」”。需要が広がっているとは認識していたが、
ここまで広がっているとは!
ちなみに、「マリー・アントワネットのくつろぎ」は1泊ルームサービスでの朝食、特製ケーキ
「シャルロット マリー・アントワネット」とコーヒーまたは紅茶のセット、大阪市内へのハイヤーでの
お迎えまたはお送りが付きまして、しめて・・・
120,000円、12万円です!
・・・。少なくとも私の周りには、そんな「マリー・アントワネットな」おひとりさまはいません。
■帝国ホテル大阪(大阪市北区天満橋1-8-50
地図はこちら)
― 「帝国ホテル大阪」では、女性に快適に過ごしてもらうため、さまざまな商品を提案してきました。エステ付き宿泊プラン「サロン
インペリアル・エステティック・バリ」は2005年の発売以来、
延べ1000人近くの女性の方にご利用いただいています。
03年の発売以来、1万人を超える女性に好評をいただいている
「レディーズプランセレクション」は、ハイヤーでのお迎えなどの特典も
人気があります。レディーズプランは“お一人様”でのご利用が半数を占め、週末を1人でホテルで
ゆったりと過ごし、納得するものには出費を惜しまない現代の女性像が明確に見て取れます。
レディーズプラン特別企画として、今週末から公開される映画「マリー・アントワネット」にあわせ、
宿泊プラン「マリー・アントワネットのくつろぎ」を発売。パノラマウインドーから街を一望できる
スイートルームでくつろげ、バスタブいっぱいにバラの花を浮かべたフラワーバスで上品な香りに
包まれるバスタイムをお過ごしいただけます。
映画を見た後、帝国ホテルで「お姫様気分」に浸ってみるのはいかがでしょうか。 ―
“レディースプランの利用の半数は「お一人様」”。需要が広がっているとは認識していたが、
ここまで広がっているとは!
ちなみに、「マリー・アントワネットのくつろぎ」は1泊ルームサービスでの朝食、特製ケーキ
「シャルロット マリー・アントワネット」とコーヒーまたは紅茶のセット、大阪市内へのハイヤーでの
お迎えまたはお送りが付きまして、しめて・・・
120,000円、12万円です!
・・・。少なくとも私の周りには、そんな「マリー・アントワネットな」おひとりさまはいません。
■帝国ホテル大阪(大阪市北区天満橋1-8-50
ご当地ソングと地域振興。
2007年01月16日/ ひとり旅関連
和歌山県は1月から那智勝浦町や田辺市本宮町で、演歌歌手の水森かおりさんのご当地ソング「熊野古道」の歌詞にちなんだ
一人旅行者向けの宿泊キャンペーンを期間限定で実施している。
利用者はまだ少ないものの、旅館関係者らは、観光閑散期の
誘客につなげようと、期待を寄せている。
県は昨年7月から、全国の人に広く熊野古道の魅力を知ってもらい、
地域振興につなげようと、プロジェクトチームをつくって、水森さんが歌う「熊野古道」と連携した宣伝
活動に取り組んでいる。
「熊野古道」は、恋に破れた女性が熊野古道を訪れて、独り立ちする内容であることから、女性の
一人旅需要に応えることができる宿泊プランを作ろうと企画した。
この企画に那智勝浦町の民宿組合、温泉旅館組合、田辺市本宮町の熊野本宮観光協会が賛同。プレゼントや宿泊割引券を付けるなど、それぞれが男女関係なく、一人旅行者向けのサービスを始めた。
那智勝浦町民宿組合は2月末まで実施している。加盟している8施設で、1泊素泊まり4000円、
1泊朝食付き4800円、1泊2食付き8000円と、一律料金を用意した。
各施設で料金体系が異なるため、割引率はまちまちだが、通常2名1室の利用で1泊2食付き8500円
程度、1人1室の場合は500~1000円を加算することが多いことから、値段を抑えた設定となっている。
同町の南紀勝浦温泉旅館組合では13施設が参加し、3月末まで受け付けている。旅館「万清楼」では、通常の料金より2000円ほど安く設定。料理内容は通常通りで、景色の良い部屋を割り当てるなど特典も付けているという。
田辺市本宮町の熊野本宮観光協会では、3月末まで同町内の川湯温泉、湯の峰温泉の計10施設が
行っている。宿泊特典として、熊野古道の地図や花の写真集をプレゼントしている。
同町川湯のペンション「あしたの森」は、1泊2食付きで7500円と、通常料金より25%ほど安く設定。熊野本宮大社などへの送迎も行っているという。
施設関係者らによると、世界遺産登録以後、一人客利用は増加している。キャンペーンの
問い合わせも増えており「積極的に宣伝することで予約につなげていきたい」と話している。
県は、都内の物産販売所「わかやま喜集館」や名古屋市の観光センターなどにチラシを置いたり、
県が主催するイベント時にチラシを配ったりして、宣伝活動を進めている。担当者は「誰でも気軽に
行ける場所だと認識してもらうとともに、これをきっかけに熊野古道に触れてもらい、再訪に
つなげていきたい」と話している。(1/16 紀伊民報)
ちなみに「熊野古道」の歌詞は
「離れるほどに恋しさつのる 心はなんてあまのじゃく 列車を
何度か乗り継いで 熊野古道をひとり旅 切れぬ未練に
振り向けば 足を取られる 木の根道・・・」
・・・。なんかひとり旅を喚起するには、
あまりに悲しい曲じゃないか?
確かに一人旅のマーケットは確実に増えてはいるが、「ご当地ソング」で誘客できるほど
甘くはない。一人旅は「つかず離れず」のおもてなしのサービスが要求される。ご当地ソングも
いいが、那智勝浦・熊野のそれぞれの宿の「一人旅」に対するホスピタリティを顧客層に
アピールするのことが先決である。
ダイナミックパッケージ市場、本格化。
2007年01月14日/ 旅行・宿泊予約サイト
「ダイナミックパッケージ(DP)」市場が、今年から本格化する。JTBは現在、国内旅行のみで行っているDP「組み立て旅行」を、
2月から海外旅行に拡大する。当初は世界約300都市を対象に
約2000件のホテルと航空会社を組み合わせ、パックツアーと
同程度の料金で提供する。
既存のパック旅行と違い、日程やコースなどを自由に選べるため、
「パック旅行の窮屈さがなく、旅慣れた人には利便性が高い。
ビジネスマンの海外出張にも利用してもらえる」と見込む。
一方、旅行のネット予約サイトで世界最大手のエクスペディアは、日本語でのサービスを昨年
11月からスタート。現在のサービスは海外のホテル予約のみだが、世界約3万3000件のホテルを
紹介しており、今年以降は航空券も加えたDPを始める予定だ。
こうした中、すでにDPを扱っている旅行会社では、一層のサービス強化を進めている。
楽天は全日空と提携して、10月から国内旅行向けの「ANA楽パック」を発売。楽天トラベルが
扱っていた海外旅行のDPとともに、ネット予約のシステムを強化し、検索時間の短縮や作業の
簡略化を図る。
また全日空グループのANAセールスが扱うDPサービス「旅作」も、今年は宿泊費や運賃の
設定原価をホテルや航空会社が自由に変更できるシステムを導入予定。 「売れ行きの多寡や、
出発の時間帯によって原価を変えられる仕組みを導入する」という。
このほか、住友商事子会社のグローバルトラベルオンライン(GTO 左上)は、クルーズツアーなど
ジャンルを拡大し、多様化するニーズに応える考えだ。
DPでは、利用者が交通手段やホテルを選べる自由度の高さと価格が最大のメリットだが、
航空会社や旅行会社にとっても恩恵は少なくない。
従来のパック旅行と違いパンフレットの印刷、販売店への配送など、さまざまな間接経費が不要と
なるため、利益率向上につながるからだ。また、価格が変更できない紙のパンフレットと違い、
航空機やホテルの予約状況に応じて売れ残りそうな商品は価格を下げて販売することも可能。
交通機関やホテルには稼働率向上につながるメリットがある。
低コスト化分を旅行代金に反映させることで、国内では通常のツアーに比べ数千円程度、海外では
1割程度割安な商品も販売されている。ただ「価格訴求力だけを売りにすると消耗戦になる」
(楽天ANA)、「基本的には店頭で販売する商品と価格は同等にしたい」(JTB)と、安易な
値下げ競争には慎重な姿勢を示す。
旅行会社が全国に店舗を展開する日本では、ネット経由の予約は10%程度にとどまっているが、
米国ではすでに50%をネット予約が占めている。今後、低コストなDPの普及が進めば、
日本の旅行会社の従来の事業モデルの見直しも迫られかねないだけに、旅行業界再編の
新たな呼び水にもなりそうだ。(1/10 産経新聞)
負けるな、エアトランセ。
2007年01月13日/ エアトランセ
コミュータ(小型航空機で近距離の2つの地点を中心に結ぶ)航空会社・エアトランセ(北海道・函館市採算を取るのが難しいと判断し、昨年12月の新千歳~とかち帯広間に
続き、2月より新千歳~函館、新千歳~女満別の2路線を運休を
決めた。これで新千歳空港から事実上の撤退となる予定。
05年10月に運航開始した新千歳~函館線は、当初の2往復から昨年12月に3往復に増便した
ばかり。札幌圏とのビジネス需要を見込んだが、平均搭乗率は39%(06年11月末時点)にとどまる。
新千歳~女満別線は昨年6月に1日1往復の運航開始。世界遺産・知床への観光客に期待したが、
搭乗率は40%。
今後は、函館~女満別、函館~とかち帯広の2路線の運航となる。
現在、定員18人乗りの小型機3機で運航しているが、06年9月までは予備機なしの2機体制。
・増便によって増えた定期整備による計画運休、他社より多い機材故障による欠航により、
ビジネスマンなどの顧客の安定運航への要望に応えきれていないこと
・需要が少ない+団体客の輸送に適しておらず、観光需要の掘り起こしにつながっていないこと
など、抜本的な事業立て直しの必要性に迫られている。(1/12 日経MJ)
エアトランセの社長は、日本国内航空会社で初の女性社長に就任した江村林香氏。
短大卒業後の1988年、「鶏口となるも牛後となるなかれ」の座右の銘で、
あえてオーナーと役員しかいない中小タクシー会社支援ビジネスのキャブ
ステーションに入社。頭角を現し、94年、取締役に就任。2000年に音楽家
専門の派遣会社・エルパや、01年にタクシー・バス会社支援ビジネスの
ヒューマンビークル、02年にハイヤーサービスのアウトドアテクノロジーを
設立。日本で初めて、東京ドームで結婚式を挙げた人でもある。
医療機器製造販売会社・シェンペクス(06年3月、民事再生法適用)が、02年度中に帯広起点の
運航を予定したが、資金不足等から就航が何度も延期。04年7月、経営不振を理由に会社譲渡を
決断し、航空関係業界にすべて断られる中、江村氏は「40歳までに年商1000億円の企業を
経営する」という長年の目標から、これを快諾したことで知られる。
函館~奥尻線のエアー北海道(ANAグループ)の全路線撤退、また赤字経営の北海道エアシステム(JALグループ)も、エアトランセが運航した、函館~女満別、函館~新千歳の2路線をかつて運休した
経緯があり、コミュータ航空会社の経営は大変厳しいのだと推察できる。
年間空港利用者数208万人の函館空港、101万人の女満別空港、59万人のとかち帯広空港の
3エリアでは、市場規模が小さいのかも知れない。07年は、4月からの函館~仙台線就航に
意欲を示した、という記事もあるが、地域振興を担う若き女性リーダーとして、是非逆風に
負けないで活路を見出してほしい。
次世代ブログ
2007年01月12日/ ◎ブログマーケティングコンシェルジュ
「Sankei WEB」に、『“主役”狙う次世代ブログ SNSの利点備える「Vox」登場』の記事。
「開設数は868万サイトを超える大きなメディアに成長したが、それを追い越す勢いなのが、知人との
交流を目的とするSNSで、“世代交代”がささやかれる。そんな中で、情報発信と交流が可能な次世代
ブログ「Vox(ヴォックス)」が新たに登場、今年は「次の主流メディアの1つとなる」と注目される。
いずれSNSから利用者を奪う利用者育成型の新メディアに成長するかもしれない。
ブログは、「Web2.0」という新しい潮流の中心となった。だが、ブログは不特定多数への情報発信と
なるため、心ない反応が返ってきたり、非難が集中して“炎上”の状態を招くなど、気軽に楽しめない
部分があった。
これに対し、会員招待制のSNSが、ブログの“弱点”を補完するメディアとして急速に利用者を
伸ばしてきた。会員以外の閲覧者から日記、名前、性別などの個人情報が見られないようにできる
機能が、安心感を与えたためだ。
しかし、SNSも会員数が膨らむと不特定多数の閲覧に近くなり、情報漏洩が相次いだりと、
安心感が揺らぎつつある。
こうした状況に対応し、引用先をさかのぼって調べられるトラックバック機能を付けるなど、ブログの
標準ともいえる製品を生み出した米シックス・アパート社は昨年、ブログとSNSの利点を併せ持つVoxを
開発した。
Voxは、文章、写真、動画などコンテンツごとに、友人や全員などと公開する範囲を設定できる点が最大の特徴。コメントの受付も制御可能にするなど、不特定多数への情報発信によるストレスを緩和した。
また、写真共有サイトのFlickr、動画サイトYouTube、電子商取引のAmazonなどとの連携も特徴。
これまで自分で撮影した写真のみを使っていた利用者は、Flickr上にあるすべての写真やYouTube上の動画を、自分のブログ上で手軽に活用できるようになる。
「ブログは基本的に変わっていなかった。これは大きな飛躍だ」。シックス・アパート日本法人の
関信浩代表は普及に自信を示す。
Voxが狙うのはネットの中級~初心者で、開拓の余地がある層だ。携帯電話からの利用も可能で、
それゆえ簡略な操作性を追求している。
メディアを利用した収入源も従来型のネット広告に加え、口コミ広告や企業の協賛を狙えるサービス
など複数を用意し、ブログサービスのみで収益を上げることを目指す。2月にはライブドアも同様の
ブログサービス開始を予定しており、利用者育成型メディアは、進化の段階を迎える。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
個人的見解を言えば、ブログとSNSとで、現状、あまり境目を感じない。
ブログがオープンで、SNSがクローズド、ということ以外の違いはあるのだろうか。
記事は「“世代交代”がささやかれる」と書いているが、要はSNSが、女性が好む「交換日記みたい」な使い方ができるから、それがウケたというだけのことである。ブログとSNSを対極的な違いとして
見せようとする新聞等の論調は少なくないが、正直ピンとこない。
「mixi」上では昨年末から、一部の悪意あるユーザーが、各コミュニティーの管理人の座を“乗っ取り”、コミュニティーの名前や内容が突然、以前とはまったく関係ないものに変わり、ユーザーが困惑する
事態が相次いでいる、と10日、ITmediaニュースが報じているが、こんなことはブログの「炎上」以上の
出来事なんじゃないかとすら思ってしまう。
ただ、これも別に「SNS」が悪いのでなく、「SNS」の代表格である「mixi」が、埼玉県の人口と同じくらいの会員700万人もいて、招待される「友達の友達」がいい奴ばかりじゃなくなっただけである。
使い手の思いが、ブログの「オープン」がいいのか、SNSの「クローズド」がいいのか、
いや「オープン」と「クローズド」も併用させたいから「次世代ブログ」なのか。
なんだか言葉だけが、ひとり歩きしているような気がしてならない。「オープン」だろうが「クローズド」
だろうが、また、片方が「取り込む」、「取り込まれる」でもなく、お互い立派な「CGMツール」として
ブログとSNSは緩やかに融合される方向なのでは、と感じる。
「開設数は868万サイトを超える大きなメディアに成長したが、それを追い越す勢いなのが、知人との
交流を目的とするSNSで、“世代交代”がささやかれる。そんな中で、情報発信と交流が可能な次世代
ブログ「Vox(ヴォックス)」が新たに登場、今年は「次の主流メディアの1つとなる」と注目される。
いずれSNSから利用者を奪う利用者育成型の新メディアに成長するかもしれない。
ブログは、「Web2.0」という新しい潮流の中心となった。だが、ブログは不特定多数への情報発信と
なるため、心ない反応が返ってきたり、非難が集中して“炎上”の状態を招くなど、気軽に楽しめない
部分があった。
これに対し、会員招待制のSNSが、ブログの“弱点”を補完するメディアとして急速に利用者を
伸ばしてきた。会員以外の閲覧者から日記、名前、性別などの個人情報が見られないようにできる
機能が、安心感を与えたためだ。
しかし、SNSも会員数が膨らむと不特定多数の閲覧に近くなり、情報漏洩が相次いだりと、
安心感が揺らぎつつある。
こうした状況に対応し、引用先をさかのぼって調べられるトラックバック機能を付けるなど、ブログの
標準ともいえる製品を生み出した米シックス・アパート社は昨年、ブログとSNSの利点を併せ持つVoxを
開発した。
Voxは、文章、写真、動画などコンテンツごとに、友人や全員などと公開する範囲を設定できる点が最大の特徴。コメントの受付も制御可能にするなど、不特定多数への情報発信によるストレスを緩和した。
また、写真共有サイトのFlickr、動画サイトYouTube、電子商取引のAmazonなどとの連携も特徴。
これまで自分で撮影した写真のみを使っていた利用者は、Flickr上にあるすべての写真やYouTube上の動画を、自分のブログ上で手軽に活用できるようになる。
「ブログは基本的に変わっていなかった。これは大きな飛躍だ」。シックス・アパート日本法人の
関信浩代表は普及に自信を示す。
Voxが狙うのはネットの中級~初心者で、開拓の余地がある層だ。携帯電話からの利用も可能で、
それゆえ簡略な操作性を追求している。
メディアを利用した収入源も従来型のネット広告に加え、口コミ広告や企業の協賛を狙えるサービス
など複数を用意し、ブログサービスのみで収益を上げることを目指す。2月にはライブドアも同様の
ブログサービス開始を予定しており、利用者育成型メディアは、進化の段階を迎える。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
個人的見解を言えば、ブログとSNSとで、現状、あまり境目を感じない。
ブログがオープンで、SNSがクローズド、ということ以外の違いはあるのだろうか。
記事は「“世代交代”がささやかれる」と書いているが、要はSNSが、女性が好む「交換日記みたい」な使い方ができるから、それがウケたというだけのことである。ブログとSNSを対極的な違いとして
見せようとする新聞等の論調は少なくないが、正直ピンとこない。
「mixi」上では昨年末から、一部の悪意あるユーザーが、各コミュニティーの管理人の座を“乗っ取り”、コミュニティーの名前や内容が突然、以前とはまったく関係ないものに変わり、ユーザーが困惑する
事態が相次いでいる、と10日、ITmediaニュースが報じているが、こんなことはブログの「炎上」以上の
出来事なんじゃないかとすら思ってしまう。
ただ、これも別に「SNS」が悪いのでなく、「SNS」の代表格である「mixi」が、埼玉県の人口と同じくらいの会員700万人もいて、招待される「友達の友達」がいい奴ばかりじゃなくなっただけである。
使い手の思いが、ブログの「オープン」がいいのか、SNSの「クローズド」がいいのか、
いや「オープン」と「クローズド」も併用させたいから「次世代ブログ」なのか。
なんだか言葉だけが、ひとり歩きしているような気がしてならない。「オープン」だろうが「クローズド」
だろうが、また、片方が「取り込む」、「取り込まれる」でもなく、お互い立派な「CGMツール」として
ブログとSNSは緩やかに融合される方向なのでは、と感じる。
堅調に推移したホテルの年末年始商戦。
2007年01月11日/ 旅行トレンド
レジャーサービス関連の年末年始商戦は、やはり好調だったらしい。
「ホテルオークラ東京」(写真左)の客室稼働率は12/31、1/1
ともに93%と前年より3ポイント上昇。中高年夫婦の利用が
多かった。「スパを満喫するなど正月をリラックスのために
利用している」
客単価上昇は続いている。「高輪プリンスホテル」はカウントダウン
イベントなどを盛り込んだ正月プランを客室数の6割以上で設定した。
3泊4日で10万円以上と高額だが売れ行きは好調で、12/29~1/2までの平均稼働率は
4.8ポイント高まった。
予約の出足も早かった。「帝国ホテル東京」は12/31、1/1とも稼働率100%。「例年より
2週間以上早い11月中旬には満室になった」。「東京全日空ホテル」では、今年の正月プランを
利用した顧客が来年の正月も予約するケースが7件あった。
スキー場は例年より暖かく積雪が少ないことから客足が伸び悩んだ。一部コースは閉鎖を余儀なく
された。岩原スキー場(新潟・湯沢)では、12/29~1/3までの入場者数が前年同期比10~
15%減で推移した。
日本旅行は「スキー関連ツアーの売上高は昨シーズンの半分程度にとどまる」と嘆く。
日帰りスキー客向け設備を設けた苗場スキー場(同)が入場者数を大きく伸ばしたが、スキー場
全体では低調だった。(1/10 日経MJ)
「ホテルオークラ東京」(写真左)の客室稼働率は12/31、1/1ともに93%と前年より3ポイント上昇。中高年夫婦の利用が
多かった。「スパを満喫するなど正月をリラックスのために
利用している」
客単価上昇は続いている。「高輪プリンスホテル」はカウントダウン
イベントなどを盛り込んだ正月プランを客室数の6割以上で設定した。
3泊4日で10万円以上と高額だが売れ行きは好調で、12/29~1/2までの平均稼働率は
4.8ポイント高まった。
予約の出足も早かった。「帝国ホテル東京」は12/31、1/1とも稼働率100%。「例年より
2週間以上早い11月中旬には満室になった」。「東京全日空ホテル」では、今年の正月プランを
利用した顧客が来年の正月も予約するケースが7件あった。
スキー場は例年より暖かく積雪が少ないことから客足が伸び悩んだ。一部コースは閉鎖を余儀なく
された。岩原スキー場(新潟・湯沢)では、12/29~1/3までの入場者数が前年同期比10~
15%減で推移した。
日本旅行は「スキー関連ツアーの売上高は昨シーズンの半分程度にとどまる」と嘆く。
日帰りスキー客向け設備を設けた苗場スキー場(同)が入場者数を大きく伸ばしたが、スキー場
全体では低調だった。(1/10 日経MJ)
ネガティブスパイラルに陥る、山中湖村。
2007年01月09日/ ◎地域観光振興コンシェルジュ
昨晩、『報道特捜プロジェクト“責任者出てこい!”怒り爆発スペシャル』を見て、怒り爆発と
いうより、ただただ呆れる思い。
海外宝くじ業者を実態を暴いた報道のイマイは面白いが、内容としては“欲ボケ”と化した騙される方も
自業自得といった感。
ただ、元・厚生労働省OBが院長を務め、医療費を不正請求していると
される「医療法人社団天道会 菅谷クリニック」や、実際の建設地から
4.5キロ離れた場所の水位データを取って、防衛施設庁から17億円の
工事費(事業申請額は総額約29億円)を受け取り、前村長の次男の
会社に調整池の工事を受注させる山中湖村。
地図はこちら
テレビだからといって、全ての内容が正しいと言い切れるものではない。やや脚色した部分も
見受けられた。ただ、ブログやSNSによるCGMのこのご時勢に、完全に事実でないまでも、あそこまで
視聴者にネガティブイメージを与えたら、どうなるのか。
ブログ検索「ASK.jp」で「菅谷クリニック」、「山中湖村」で検索すると、見事なまでにネガティブ
スパイラル陥っている。
山中湖は富士五湖のひとつ・山中湖は山中湖村に属すが、残りの河口湖・西湖・本栖湖・精進湖は
富士河口湖町に属す。
大自然に恵まれた状況に甘んじることなく、「五感に訴える町おこし政策」をテーマに、観光立町としての基盤整備やイベント展開、全国初の遊漁税の導入、温泉掘削など様々なハード・ソフト政策による
町づくりに取り組み、年間800万人の観光客が訪れる強力な観光地域に育て上げた、観光
カリスマ・小佐野常夫氏が町長を務める富士河口湖町と、問題に対し、「おかしかったらおかしいで
いいじゃないか」と見事なまでに居直るT氏が前村長を務めた山中湖村。
富士山と富士五湖の観光産業が盛んな2つの地域の、天と地ほどの現実である。
山中湖村役場の方は、さらなる観光振興が必要な自分の村が、CGMによってどう書かれて
いるのか、村民や国民を騙す目でなく、真実の目で見て、それでも調整池が村に必要か
考えて欲しい。
「天網恢々疎にして漏らさず」(老子)。
若者にツケを回さず、子や孫に胸を張って言えるような仕事をしてほしいもの。
いうより、ただただ呆れる思い。
海外宝くじ業者を実態を暴いた報道のイマイは面白いが、内容としては“欲ボケ”と化した騙される方も
自業自得といった感。
される「医療法人社団天道会 菅谷クリニック」や、実際の建設地から
4.5キロ離れた場所の水位データを取って、防衛施設庁から17億円の
工事費(事業申請額は総額約29億円)を受け取り、前村長の次男の
会社に調整池の工事を受注させる山中湖村。
テレビだからといって、全ての内容が正しいと言い切れるものではない。やや脚色した部分も
見受けられた。ただ、ブログやSNSによるCGMのこのご時勢に、完全に事実でないまでも、あそこまで
視聴者にネガティブイメージを与えたら、どうなるのか。
ブログ検索「ASK.jp」で「菅谷クリニック」、「山中湖村」で検索すると、見事なまでにネガティブ
スパイラル陥っている。
山中湖は富士五湖のひとつ・山中湖は山中湖村に属すが、残りの河口湖・西湖・本栖湖・精進湖は
富士河口湖町に属す。
大自然に恵まれた状況に甘んじることなく、「五感に訴える町おこし政策」をテーマに、観光立町としての基盤整備やイベント展開、全国初の遊漁税の導入、温泉掘削など様々なハード・ソフト政策による
町づくりに取り組み、年間800万人の観光客が訪れる強力な観光地域に育て上げた、観光
カリスマ・小佐野常夫氏が町長を務める富士河口湖町と、問題に対し、「おかしかったらおかしいで
いいじゃないか」と見事なまでに居直るT氏が前村長を務めた山中湖村。
富士山と富士五湖の観光産業が盛んな2つの地域の、天と地ほどの現実である。
山中湖村役場の方は、さらなる観光振興が必要な自分の村が、CGMによってどう書かれて
いるのか、村民や国民を騙す目でなく、真実の目で見て、それでも調整池が村に必要か
考えて欲しい。
「天網恢々疎にして漏らさず」(老子)。
若者にツケを回さず、子や孫に胸を張って言えるような仕事をしてほしいもの。
工業都市・室蘭と苫小牧の観光振興。
2007年01月08日/ ◎地域観光振興コンシェルジュ
北海道の南西部に、室蘭と苫小牧いう2つの工業都市がある。先日、それぞれの「観光振興」の
記事が掲載されており、興味深い。
「鉄の町・室蘭」らしい商品をと、昨年4月に市内の市民グループ
「てつのまちぷろじぇくと(テツプロ)」が商品化したボルト人形
「ボルタ」の人気が、全国に広がっている。市内での販売に
限定していたが、11月にゆうパックでの取り扱いを始めたところ
注文が殺到、12月からは新千歳空港の土産物店でも販売を
始めた。
ボルタはボルトやナットをはんだ付けし、ユーモラスな表情と
55種類の動きを表現。2005年のイベント「アイアンフェスタ」の体験メニューの1つで、参加者にボルトを
溶接して人形をつくってもらったところ、人形を見た人から「お土産に欲しい」「どこで売っているの」
などの問い合わせが相次いだことから、商品化した。
ゆうパックでは各5体セットの「サッカー」と「楽団」の2種類、新千歳空港では特に人気のある
「サックスを吹く」や「ドラムをたたく」など10種類を販売しているが、いずれも人気で生産が
追いつかない状態という。
グループの川原隆幸代表は「ボルタをきっかけに、室蘭に興味を持つ人が増えてくれれば
うれしい。ぜひ全種類を見に“本場”に来てほしい」とPRしている。(日本経済新聞 1/5)
札幌の旅行会社シィービーツアーズが、世界に1つしかない旧ソ連の宇宙ステーション「ミール」の予備機が展示されている「苫小牧科学
センター」や、世界最大級の石油備蓄量を誇る石油備蓄地区など
苫小牧の名所に目をつけた札幌発着の日帰りバスツアーを計画している。
「世界一」と「産業観光」をキーワードに今年4月から月2回程度の
ツアー開催を目指す。
ツアーではほかに、日本一の掘り込み港の苫小牧西港や新聞用紙生産量世界一の王子製紙
苫小牧工場などの産業名所も候補として検討中。さらに港の海産物市場や温泉、渡り鳥が飛来する
ウトナイ湖にも立ち寄り、飽きさせない内容にする。詳細なツアー内容や料金は3月までに固める。
産業観光が主のため、参加者の年齢は若干高めになるとみられ、団塊世代の獲得も狙う。
同社は昨年11月、行き先を伏せる苫小牧へのミステリーツアーを試験的に実施。ミールや王子製紙を
見学した参加者約30人がツアー後に記したアンケートには「世界一が多く驚いた」「すごいマチだと
実感した」などのコメントが並んだ。
同社の戎谷侑男常務は「今まで工業都市の苫小牧を観光地とみたことはなかったが、これだけの見どころがあれば参加者は満足する」と自信をみせる。将来、道外の旅行者向け苫小牧ツアーも
企画したい考えだ。(北海道新聞 1/8)
落語家の桂文珍氏が、今朝の日経紙上で「日本の空港が抱える課題」として、
「個性に乏しい」
「大都市の空港が面白くなっているのに、不便な地方都市の空港が没個性では地域活性化は
夢物語」
「個性や特徴を生み出すには」、
「知恵を絞って地域の魅力や売り物を掘り起こすべき。観光振興なのか産業誘致なのか。
観光ならどこに光を当てるのか」
「小松空港(石川県)は小さい空港ですが、中国、韓国に目を向け、ひと味違った能登、
金沢観光を組みこんだツアーを企画して人気です。頭を使えば客は増えます」
「へき地を結ぶから客が来ない、というのは努力不足の言い訳。どんな場所にも宝物や美点が
隠れている」と語っている。
「どんな場所にも宝物や美点が隠れている」という桂氏の言葉は、空港に限らず、すべての
地域に適用される。
『鉄』の身近な関係に焦点をあて、それらをうまく用いながら、街を新たに盛り上げようとする
室蘭。札幌の旅行会社の「産業観光」という新たな視点で、観光振興が促された苫小牧。
団塊世代に高価な旅行を提案するのもいいが、こういう動きこそ、本来旅行会社全体がもっと
注視し、担う必要があるのでは、と思う。
記事が掲載されており、興味深い。
「てつのまちぷろじぇくと(テツプロ)」が商品化したボルト人形
「ボルタ」の人気が、全国に広がっている。市内での販売に
限定していたが、11月にゆうパックでの取り扱いを始めたところ
注文が殺到、12月からは新千歳空港の土産物店でも販売を
始めた。
ボルタはボルトやナットをはんだ付けし、ユーモラスな表情と
55種類の動きを表現。2005年のイベント「アイアンフェスタ」の体験メニューの1つで、参加者にボルトを
溶接して人形をつくってもらったところ、人形を見た人から「お土産に欲しい」「どこで売っているの」
などの問い合わせが相次いだことから、商品化した。
ゆうパックでは各5体セットの「サッカー」と「楽団」の2種類、新千歳空港では特に人気のある
「サックスを吹く」や「ドラムをたたく」など10種類を販売しているが、いずれも人気で生産が
追いつかない状態という。
グループの川原隆幸代表は「ボルタをきっかけに、室蘭に興味を持つ人が増えてくれれば
うれしい。ぜひ全種類を見に“本場”に来てほしい」とPRしている。(日本経済新聞 1/5)
札幌の旅行会社シィービーツアーズが、世界に1つしかない旧ソ連の宇宙ステーション「ミール」の予備機が展示されている「苫小牧科学センター」や、世界最大級の石油備蓄量を誇る石油備蓄地区など
苫小牧の名所に目をつけた札幌発着の日帰りバスツアーを計画している。
「世界一」と「産業観光」をキーワードに今年4月から月2回程度の
ツアー開催を目指す。
ツアーではほかに、日本一の掘り込み港の苫小牧西港や新聞用紙生産量世界一の王子製紙
苫小牧工場などの産業名所も候補として検討中。さらに港の海産物市場や温泉、渡り鳥が飛来する
ウトナイ湖にも立ち寄り、飽きさせない内容にする。詳細なツアー内容や料金は3月までに固める。
産業観光が主のため、参加者の年齢は若干高めになるとみられ、団塊世代の獲得も狙う。
同社は昨年11月、行き先を伏せる苫小牧へのミステリーツアーを試験的に実施。ミールや王子製紙を
見学した参加者約30人がツアー後に記したアンケートには「世界一が多く驚いた」「すごいマチだと
実感した」などのコメントが並んだ。
同社の戎谷侑男常務は「今まで工業都市の苫小牧を観光地とみたことはなかったが、これだけの見どころがあれば参加者は満足する」と自信をみせる。将来、道外の旅行者向け苫小牧ツアーも
企画したい考えだ。(北海道新聞 1/8)
落語家の桂文珍氏が、今朝の日経紙上で「日本の空港が抱える課題」として、
「個性に乏しい」
「大都市の空港が面白くなっているのに、不便な地方都市の空港が没個性では地域活性化は
夢物語」
「個性や特徴を生み出すには」、
「知恵を絞って地域の魅力や売り物を掘り起こすべき。観光振興なのか産業誘致なのか。
観光ならどこに光を当てるのか」
「小松空港(石川県)は小さい空港ですが、中国、韓国に目を向け、ひと味違った能登、
金沢観光を組みこんだツアーを企画して人気です。頭を使えば客は増えます」
「へき地を結ぶから客が来ない、というのは努力不足の言い訳。どんな場所にも宝物や美点が
隠れている」と語っている。
「どんな場所にも宝物や美点が隠れている」という桂氏の言葉は、空港に限らず、すべての
地域に適用される。
『鉄』の身近な関係に焦点をあて、それらをうまく用いながら、街を新たに盛り上げようとする
室蘭。札幌の旅行会社の「産業観光」という新たな視点で、観光振興が促された苫小牧。
団塊世代に高価な旅行を提案するのもいいが、こういう動きこそ、本来旅行会社全体がもっと
注視し、担う必要があるのでは、と思う。
麻布十番「東京さぬき倶楽部」
2007年01月07日/ ◎コンシェルジュ『J』の雑記雑感
「国立能楽堂」などの作品で知られる日本建築学会大賞受賞者・大江宏氏建築の
「東京さぬき倶楽部」(東京都港区三田1‐11‐9
(東京メトロ・都営「麻布十番駅」2番または3番出口より徒歩3分)に行く。
元々、香川県が所有し宿泊・飲食施設として運営していたが、赤字を理由に一旦閉館。その後、
高松の「喜代美山荘 花樹海」が、県から施設を借り運営に当たっている。
館内のレストラン「花季月」で、本場の美味しい人気の「讃岐うどん」を食べる。
『恋におちたら ~僕の成功の秘密~』(フジテレビ・2005年4~6月)などのドラマの撮影にも
使用された屋上からは、六本木ヒルズや東京タワーが目の前に広がる。
現在、本館東側奥の数奇屋風の建物を料亭に改装中。中を見せてもらったが、『都会の隠れ家』に、
まさにふさわしい素敵なスポットになりそう。オープンは3月ぐらいになりそうとのことだが、詳細はまた。
ロビーにある、アメリカの家具デザイナー、ジョージ・ナカシマの椅子、リーズナブルな宿泊料金、
そして夏季のビアガーデンなど、ここはホント誰かに教えたくなるスポットだ。
