変わる旅館の「朝」。

2007年04月29日/ 旅行トレンド

 27日の日経MJ日経おとなのOFF 空閉洋始編集長のオトナ
行動学』
が興味深かった。

 奥万願寺温泉(熊本県)「旅館 藤もと」では、朝、食事処に出向くと
驚くべき“風景”に圧倒される。
 細長いテーブルに、高菜、わらび、ぜんまい、たけのこ煮・・・料理の
入った30の大鉢がずらりと並んでいる。料理の多くは山の幸。大鉢に
囲まれて目を引くのが、「ハーブ豚自家製ハム」。円心円状にすき間なく
敷き詰められ、まるで大輪の花が咲いているような見栄え。なんとも
豊かな気分で朝の食事を満喫できる宿だ。
 「朝」のサービスに力を入れる旅館が増えてきている。これまで、旅館の朝というと、早くに起こされ、
帰路につく準備で気ぜわしいというイメージが強かった。こうしたマイナスイメージを払しょくし、より静かな
時間を客に過ごしてもらおう
というのが宿側の考え。
 業界関係者によると、こうした戦略で、いち早く朝に力を入れ始めた旅館は確実に人気を得逆に
旧態依然とした宿は「負け組」になってしまっている
という。
 「レイトチェックアウト」が可能かどうか。すると、「10時のところを追加料金で12時まで延長
できる」
宿、「友の会に入会すると2度目以降は自動的に正午までいられるようになる」リピーターに
手厚い宿、「ネット予約など限定ではあるが24時間滞在プランがある」宿など、「ゆとり商品」の
開発に積極的な旅館も少なくなかった

 旅館もようやくサービス業としての様々な努力が始まった感がある。
 もっとも、チェックアウトの時間を延ばすのは、宿のとってはリスクも少なくない。前日泊まったお客が
出た後、清掃して新しいお客を入れるローテーションが狂うと大変だ。泊まる側としては、レイトチェック
アウトをしたいのであれば、予約時にその旨を必ず伝えたほうがいい。
 レイトチェックアウトも含め、「ちょっとしたリクエスト」はトライしてみるべきだろう。少々追加料金が
かかってもそれに見合う旅行の楽しさのふくらみを期待できる。(一部省略)    

Posted by コンシェルジュ『J』 at 00:01Comments(0)TrackBack(0)

軽井沢の魅力。

2007年04月28日/ ◎コンシェルジュ『J』の雑記雑感

 本日からGW。成田空港では出国ラッシュを迎え、期間中、過去最高の約72万強が利用する見込み
だそう。
 私は明日、都内から千葉に引越し。1、2日は出勤だし、子供がまだ小さいので、本人の記憶に残らない大型旅行に出ても、くたびれ損の銭失いのような気がする。結局、引越し先での片付け程度に終わる
予感。
 先日、同じ会社の歳もそんなに離れていない後輩の女性社員が、
「4日から彼氏と軽井沢に行くんです~。Jさんって軽井沢詳しいん
ですよね?いいとこ紹介してください!」
と嬉々として話しかけてきた。
 私は長野新幹線開業前にプライベートで1回、また6年前、軽井沢の
ホテルの東京営業所に勤務した関係もあって、以来仕事で約30回以上
軽井沢に行った。正直、地元の人と同じレベルの裏道は分かる。何回も
行き過ぎて、幾度か「この町に年間800万人近くの観光客が毎年
訪れる魅力って何だろう?」
と、(悪い意味でなく)不思議に感じてしまう
ことがあった。
 以前、『課外授業~ようこそ先輩~』(NHK・毎週土曜日9:30~)で、軽井沢で生まれ、ホテルを
運営する星野リゾート星野佳路社長は、自身の街にも「危機感」を抱き、軽井沢の将来を担う
地元の小学生に、この質問を問いかけた。
 地元の小学生は「何故、軽井沢なのですか?」と、観光客にいろいろと問いかけていくうちに
行き着いた1つの答えが、
 「(軽井沢に)思い出づくりに来ているのだ」、と。
 即ち、サービスを提供する側が顧客にどんな「思い出」を創造できるのか、ということを小学生が
気づいた瞬間だった。

 まあそれはそうと、GWの軽井沢はかなり激しい混雑が予想される。渋滞と混雑でイライラした
彼氏とケンカなどせず、気をつけて行って欲しいもの。
 毎日新聞社のグループ会社・毎日企画サービスが、20年以上毎年魅力を伝え続けているガイドブック『毎日ムック 軽井沢free』(380円)を手に、彼氏と素晴らしいリゾート地の「思い出」を作って
きなはれ!

■毎日ムック「軽井沢free」ブログ http://karuizawa.naganoblog.jp/  

Posted by コンシェルジュ『J』 at 14:31Comments(0)TrackBack(0)

『天地人』。

2007年04月26日/ ◎コンシェルジュ『J』の雑記雑感

 今年のNHK大河ドラマは、武田信玄の軍師・山本勘助の生涯を描いた、
生誕100周年の井上靖著同名小説が原作の『風林火山』
 来年08年は、宮尾登美子著、江戸幕府13代将軍・徳川家定の正室
『天璋院篤姫』が原作の『篤姫』
 そして気の早い話だが、本日、再来年09年の大河ドラマに、上杉景勝の
智謀の執政・直江兼続の生涯を描いた、火坂雅志氏著『天地人』
(てんちじん)に決まった。
 『天地人』は、「天下取りとは、天の時、地の利、人の和がととのった
とき、はじめて成し遂げられるもの」
という、孟子の兵法を則った、
義人・兼続の言葉から由来している。
 「愛」という字をあしらった兜をかぶり、豊臣秀吉から 「天下執柄の
器量人」
と評されるも、ヘッドハンティングを拒み、陪臣ながら米沢30万石を
領す。徳川家康、伊達政宗とも1歩も引けを取らない、その知勇兼備の
生き様をどう描くか、今から楽しみ。個人的には、同じく直江兼続を描いた、
藤沢周平『密謀』も好きだが・・・  

Posted by コンシェルジュ『J』 at 22:15Comments(0)TrackBack(0)

和歌山電鐵の快走。

2007年04月25日/ ◎地方鉄道コンシェルジュ

 以前、当ブログで「岐路に立たされる、地方鉄道。」で南海電鉄
から貴志川線の運行を引き継いだ和歌山電鐵のことを書いた。
 15日の毎日新聞によると、その和歌山電鐵は今月1日に開業
1周年を迎えた。昨年8月、南海電鉄から無償譲渡された「2270系
電車」をリニューアルし、日本鉄道賞受賞者の水戸岡鋭治氏の
デザインによる「いちご電車」の導入やイベント開催などで約1割も
乗客が増え
「120点の出来」「皆さんの物心両面の協力と行政とのスクラム、社員の献身的な働きがかみ合い、良い滑り出しができた」と、小嶋光信社長は笑顔でこう話した。06年度の乗客
(見込み)は約210万人で、05年度の約192万人から大幅増
となった。
 乗客増への取り組みは、引き継ぎの前の昨年3月、利用促進策やまちづくりに住民、自治体の意見を
反映させようと、運営委員会を設立。月1回、経営状況やイベント開催、不便な点などを率直に話し合い、
できることから改善を図っている
 さらに、乗客のニーズをつかむため、同5月には日本政策投資銀行地方鉄道再生研究会と「貴志川線の未来を“つくる”会」の協力で、アンケートを実施。要望の多かったJRとの接続の改善や終電時間の延長を昨年10月のダイヤ改正に合わせて行い、駅前に車を止めて電車で移動する「パーク&ライド」推進のため伊太祈曽駅前に駐車場を設けた(1日200円)。また、今年1月には貴志駅前の売店の猫「たま」を駅長と助役に任命して話題を集め、グッズの売れ行きも好調。社員が沿線の住宅に時刻表を配って回るなど、地道な活動も続ける。
 住民らも支援を続けた。“つくる”会や沿線の高校は、定期的に駅周辺を清掃。沿線や車内で開かれた
イベントは50回近くに上り、コンサートや祭りなど、市民の主催も少なくなかった。
 さまざまな工夫の結果、南海時代は年間約5億円だった赤字が、06年度の見込みは約8千万円
まで圧縮
。沿線自治体が支払う赤字補てん額8200万円と、ほぼ同額になった。しかし、開業準備期間に
生じた赤字を償却し、沿線自治体の財政支援が切れた後も運営を継続するには、一層の増収が必要
この1年で既に多くの手を打ってきただけに、決して楽な道ではない。渡辺寛人常務は「再度コスト意識を
徹底するなど、できるところからやっていくしかない」
と話す。
 5月6日に紀の川市立西貴志小学校で「第2回貴志川線祭り」があり、8月には「おもちゃ電車」の
導入
も予定される。話題の一方で“つくる”会の浜口晃夫代表は「乗る仕掛けは大切だが、企業努力
だけでは限界もある。住民の協力はもちろん、公共交通の観点から国レベルで鉄道支援策を
検討する時に来ているのでは」
と指摘している。

 「地方公共交通のあり方を示したい」と再建の乗り出した、両備グループ・小嶋光信社長の挑戦。
多くの地方鉄道が存廃論議や廃止に追い込まれる中、廃止と決断するもの1つの答えだが、今一度、
地域住民の意思、そして「公益性」という観点から、こうした成功例が出ていることも視野に
入れて、存続か否かを判断すべき
なのではと感じる。  

Posted by コンシェルジュ『J』 at 22:43Comments(0)TrackBack(0)

人気列車がもたらした観光波及効果。

2007年04月24日/ ◎地域観光振興コンシェルジュ

 24日の河北新報『JR五能線しらかみ号開業10年 ドル箱列車に』の記事。

 JR東日本が秋田~弘前・青森間を五能線経由で運行する臨時快速
列車「リゾートしらかみ」号が、4月で開業10周年を迎えた。昨年10月
には利用者数が通算50万人を突破するなど人気が定着し、JR東日本の
在来路線では今やシンボル的存在。成功の背景には、風光明美な
地理的条件と、誘客に取り組む沿線自治体の熱意がある


 14日、「今日で3回目(の乗車)。広い窓から景色を眺め、仲間と
ゆっくり旅を楽しめるのがいいわね」
。知り合い5人と青森県鰺ケ沢町
まで小旅行するという、由利本荘市の主婦は、大きめの座席でくつろぎ
ながら、しらかみ号の魅力を語った。
 観光シーズンにはまだ早い時期だが、間もなく迎える黄金週間を境に、秋田駅には全国各地から
しらかみ号の利用客がやって来る。石畳の海岸線や日本海に沈む夕日、野趣に富んだ温泉、世界遺産の白神山地など、沿線地域に点在する魅力的なスポットが目当てだ。
 JR東日本秋田支社営業課の柴田寿文副課長は「特にゴールデンウイークと夏休み期間、
紅葉やハイキング時期の秋がハイシーズン。乗車予約ができないことも珍しくない」
盛況ぶりを
話す
集客率は1997年の開業時から5、6割台で推移する堅調さで、当初、「青池」編成のみ
だったダイヤは、03年に「橅」編成、06年に「くまげら」編成を投入。管内では唯一、全国的にも珍しい
「1線区・3編成」を実現した


 秋田新幹線「こまち」の2次アクセスとして同時開業したしらかみ号は現在、乗客の6割以上が
首都圏からの観光客
。町内に4カ所の停車駅がある深浦町(青森県)の八木橋健観光課長は
「しらかみ号が地元にもたらした観光波及効果は大きい」と指摘。合併前の旧深浦町と旧岩崎村を
合わせ、97年に約160万人だった観光客数はこの10年間で210万人台まで増加した

 「日本一のじゅんさいの里・森岳温泉入浴」(森岳駅)、「ブナ林散策・留山トレッキング」(あきた
白神駅)、「郷土料理“チャンチャン焼き”と温泉入浴体験」(深浦駅)など、計21の停車駅では
それぞれ、次の列車が来るまでに乗客が楽しめるよう工夫を凝らす。現在、50種類の観光メニューが
あり、「当初は十二湖(深浦町)のトレッキングツアーなど数えるほどしかなかったことを思えば、
誘客に掛ける沿線自治体の熱意は大きく、敬服するばかり」
と柴田副課長。4月に新たに停車駅と
なった岩館駅がある八峰町(秋田県)では、「漁火の館」を活用したブルーツーリズム(漁業体験)
活用した観光メニューを新設する
など、話題は尽きない。

 「在来線の成功モデル」(JR東日本・吉田幸一秋田支社長)には、課題もある。平日と冬季の誘客
促進と、新たな観光戦略
団塊の世代を狙った特定商品などで平日誘客は改善に向かって
いるが
、運休が珍しくない厳寒の時期の観光促進には限界がある。2010年には、東北新幹線八戸~
新青森駅が開業予定で、秋田駅中心だったしらかみ号発着の玄関口が、青森駅に入れ替わる可能性は高い。
 沿線自治体の中心観光施設の1つである滞在型リゾート施設「ウェスパ椿山」を運営する深浦町の
第三セクター・ふかうら開発の石沢優専務は言う。「観光メニューはこの10年でほぼ出尽くした感が
ある。今後はそれらにどう付加価値を付けていくのか、その真価が問われてくる」
と。  

Posted by コンシェルジュ『J』 at 22:32Comments(0)TrackBack(0)

JTB、「ロハス」関連国内旅行商品の販売開始。

2007年04月20日/ 旅行業界のマーケティング

 JTB「ロハス」をテーマにした新たな国内旅行商品を5月出発分から売り出す。第1弾で商品化するのは、「水」に焦点をあてた、
「自分羅針 スロースタイル 神秘の水を知る旅」。1泊2日の日程で
京都、奈良のほか、滋賀県などで水に関連する名所を訪れるツアーを
企画。大峯山龍泉寺(奈良県天川村)で心身を清める「水行体験」
するほか、京都では賀茂川と高野川の合流点に位置し、地下水脈としても知られる下鴨神社を訪れ、
「下鴨と水の神秘」についての説明を受ける。
 琵琶湖を船に乗って、クルージングしながら眺めるほか、琵琶湖博物館を訪れ、JTBの専門ガイドに
よる「湖と人」の関係などについても説明を受ける。旅行の参加者が「水」に触れて、学びながら
リフレッシュする
との触れ込み。
 東京からの出発日は5月6日~9月30日で、宿泊ホテルは「京都ブライトンホテル」。旅行代金は1泊
2日・大人1人¥36,100~¥91,800(朝食・昼食各1回付)。需要動向を見ながら、10月以降の
企画ツアーも検討する。
 旅行業界では温泉や農地、避暑地などゆったり過ごす「ロハス」ツアーは多いが、「水」をテーマに
心身共にリラックスするのを目的としたツアーをJTBが商品化するのは初めて
。健康志向の強い
女性や団塊世代を中心に9月末までに4千人の集客を目指す
 JTBは「ロハス」関連の国内旅行で2007年度は1億4千万円の売上高を目指す。今年は
団塊世代の定年退職が始まっており、旅行業界では新たな需要を喚起する企画力の争いが激しく
なりそうだ
。(4/20 日経MJ)

 「水」を知るロハスな旅―。個人的見解を言えば、コンセプトは○。
だけど、ツアー内容にとても違和感を感じる。わざわざ「水」に触れ、リフレッシュするために
京都、奈良、滋賀に行くのだろうか?

 よっぽど、キリンの「富士山御殿場蒸留所」見学を兼ねた『富士山伏流水を学ぶ旅』
とか、サントリーの「天然水白州工場」見学と尾白川渓谷『南アルプス天然水の旅』
の方が、「水」を知るロハスな旅のような気がする。  

Posted by コンシェルジュ『J』 at 22:36Comments(0)TrackBack(0)

GW「間際予約」の集客策。

2007年04月18日/ 旅行トレンド

 18日の日経MJ「GW間際客逃がさない」の記事。

 都内シティホテルでは、ビジネス利用客が多い「ロイヤルパークホテル」(日本橋)では、GWの谷間の
平日の稼働率が苦戦気味で昨年はシングル1室13,000円程度と正規の約半額まで下げた部屋も
あったが、稼働率は50%程度のとどまった。
 今年はGW中のプランを昨年の3倍強の約15種類に拡充し、5月1日、2日の平日については3週間前
から「間際プラン」も発売し、客室稼働率80%を目指す
 間際客を取り込むために、かつては予約サイト上で激しい値下げ競争が繰り広げられた
しかし、現在は価格競争よりも個性的なプランで、収益改善を目指す流れに変わってきた
 「ホテルニューオータニ東京」(紀尾井町)は今年、「ガーデンレストランもみじ亭」での『今夜は
パパがシェフ ファミリー鉄板焼コースディナー』
を投入した。料金は大人¥10,500(税込・サ別)。
ユニークな商品で宿泊客のレストラン利用を促し客単価を上げる狙い「ホテル日航東京」(お台場)や
「グランドハイアット東京」(六本木)なども家族向けプランを相次いで投入している。
 レジャー利用の多い「ウェスティンホテル東京」(恵比寿)は、稼働率が上がるGWでいかに高単価で
予約を取るか
に腐心する。「間際客ほど高くても予約する。事前に割安なプランを投入し過ぎない
ようにバランスを取るのが難しい」
と客室担当は話す。
 「間際予約客はますます増える」とホテル各社は口をそろえる。ネット予約は直線キャンセルも多く、
気まぐれな消費者との神経戦は最後の山を迎える

 間際予約が定着した国内旅行で、今年は例年人気の北海道や沖縄、京都を押さえ、箱根が40~60代
を中心に人気が急上昇している
 「ザ・プリンス箱根」(元箱根/左写真)のGW期間中の予約状況
前年比27%増(4月2日時点)。低価格旅館8施設を運営する
「箱根一の湯グループ」は例年より2週間以上早い2月末に5月の
3連休の予約が埋まった。昨年12月の「ハイアットリージェンシー
箱根リゾート&スパ」
(強羅)など箱根エリアでは10軒以上の
ホテルや旅館、テーマパークなどの大規模改修や開業が続いた。「小田急山のホテル」(芦ノ湖)など
3ホテルを運営する国際観光は「ハイアットなどの効果が波及した」とにんまり。
 景気回復を受け、GWの旅費は高くなる見通し。JTBの予想では国内は前年比0.3%増の39,100円という。  

Posted by コンシェルジュ『J』 at 22:29Comments(0)TrackBack(0)

健康維持を目的としたツアー。

2007年04月16日/ ヘルスツーリズム関連

16日のフジサンケイビジネスアイ『健康ツアー5月本格化 レジャーと両立、歩け歩け』の記事。

 旅行会社が5月からの旅行シーズンに向け、健康維持を目的にしたツアーの集客に力を入れて
いる
。旅行分野では、国土交通省が旅行を通じた健康増進をめざす「ヘルスツーリズム」の調査・研究を
進めるなど健康志向の高まりに対応した旅行商品を開発する動きが広がっている。旅行会社では、
こうした研究成果をふまえつつ、独自のツアーを企画することで消費者ニーズを見極め、新たな
収入源に育てる考え


 KNTが5月25日~6月3日に開催する「平成の
お伊勢参りウォーキング」ツアー
は、20年に1度
行われる伊勢神宮式年遷宮を記念して企画。9泊
10日の日程で、日本ウオーキング協会が選定した
「美しい日本の歩きたくなる道500選」の16コース
を1日に15~28キロを歩いて移動するが、既定のウオーキングコース以外はバス利用という「新しい
ウオーキングスタイル」
(KNT)。最終日には、伊勢神宮の社殿用材を納める行事「お木曳き」にも参加
できる。ウオーキングコース中にはチェックポイントのほか、サービスステーションを設置し、医師らの
介護者を準備するなど、参加者の身体的サポートも充実させる。
 一方、島根県の自転車大会「石見ライド」に参加するツアーでは、世界遺産の石見銀山を含む
140キロ以上のコースを自転車で走り、心肺機能強化を目指す。
 
 JTBでは「JTB首都圏 ロイヤルロード銀座」が、アメリカへのトレッキングツアー「絶景トレッキング 
知られざる大自然グランドサークルを歩く11日間」
を企画。アリゾナ州とユタ州にまたがる
半径230キロのエリアに含まれる国立公園のグランドキャニオンなどを歩く。5月末から9月にかけ
4回開催。料金は¥578,000~¥598,000

 国土交通省では、糖尿病患者や人工肛門を取り付けた人に対象を絞ったヘルスツーリズム・
モニターツアー
を開催。昨年11月に設立されたJTBの「ヘルスツーリズム研究所」も、同様の
モニターツアーを行い、健康への具体的な効果を調査・研究している。
 しかし、「科学的に効果を解明するには時間が必要」(国交省総合政策局観光資源課)で、
宿泊施設のバリアフリー推進などで料金が割高になりやすいことや、従来の温泉ツアーとの
差別化が難しい
ことも、課題となっている。
 そのため旅行会社は、まず一般消費者が受け入れやすい、健康維持とレジャーを両立させた
ツアーを企画することで消費者の関心を高めたい考え
だ。  

Posted by コンシェルジュ『J』 at 22:26Comments(0)TrackBack(0)

男性おひとり様向け宿泊プラン。

2007年04月15日/ ひとり旅関連

 15日の「Sankei web」『「自分にご褒美」たまにはゆっくりと 男性1人宿泊プラン』の記事。

 GWを控え、都内のホテルが「男性おひとり様向け宿泊プラン」を相次いで投入している。仕事や
家族のことを忘れ、ぜいたくにゆっくりと1人の時間を過ごしたいというお父さんや、「頑張る自分へ
のご褒美に」と考える男性を狙った商品
。これまで女性をターゲットとしたものは多かったが、男性に
お金が回るまで景気が回復したかどうか。
 各ホテルの男性おひとり様向け宿泊プランの共通キーワードは「安らぎ」と「ぜいたく」
 「ANAインターコンチネンタルホテル東京」宿泊プラン「大人
休み。-振り返るとき-」
は、1泊¥72,142~¥74,142(税・サ込)
と高額だが、「大人の男性だけが味わえるぜいたくな時間」
テーマに、フィンランドエステティックサロン「ルオント」でのエステと
メインバー「ダビンチ」でのシングルモルトウイスキーボトルプレゼント
など贅を尽くす。いずれも「毎日頑張る自分へのご褒美として、ゆっくりとぜいたくに1人の時間を
過ごしてもらう」
のが目的という。

 一方、部屋から一歩も出ずに過ごせる一風変わった宿泊プラン「俺の時間」を販売しているのが
「京王プラザホテル」乗馬フィットネス機器『JOBA』を客室に用意したほか、室内で遊べる赤外線
コントロール仕様のチョロQ『キューステア』
も用意されている。朝食もルームサービスで取れるため、
夕食以外は外出せずに済む。「だれにも邪魔されず、1人だけで気兼ねせずに過ごせる時間と
空間の提供」
が売りで、1泊¥20,500~¥31,900(税・サ込)。

 女性向けプランに続くヒットを狙うホテル業界は「GWは奥さんと子供が帰省し、一人残される
お父さんにおすすめ。ホテルに泊まれば、自宅が汚れずにすむ」
「グランドプリンスホテル
新高輪」
)と会社で仕事に追われ、家では家庭サービスに奮闘するサラリーマンの“避難場所”と
しての利用を見込むが、なかなか自分のためにお金を使う習慣がない男性に浸透するか
どうかはこれからだ
、という記事内容。

 プラン内容はともかくとして、GWに家族を置いて、乗馬フィットネスやチョロQのある部屋に
1人ホテルの部屋にこもるお父さんって、いるのか

 ホテルの担当者に聞いた話だが、女性の「おひとり様」は、ホテルのアメニティだのエステ、プール
など客室外のサービスをフルに使う(但し、スッピンでは出たくないのでの食事は「ルームサービス」が
望ましい)のに対して、男性の「おひとり様」は、ほとんど客室を出ないそうだ。
 だから、余計なことを考えずに、高級マッサージ器や「Wii」、また横山光輝「三国志」全巻を客室に
ご用意、とか。美人女性ホテルスタッフによる趣味講座開講、とかの方がかえって「おひとり様男性」が
利用するような気がしてならない
。ホテルの担当者は「自分だったらホテルにどうされたいか」という
シンプルな視点に立ってプランを造成してほしい。
 でないと、男性の「おひとり様」プランは浸透しない。  

Posted by コンシェルジュ『J』 at 22:27Comments(0)TrackBack(0)

地元から愛されるということ。

2007年04月11日/ ◎地域観光振興コンシェルジュ

 11日の日経MJ『How to 商い』欄に、ブレインゲイト酒井光雄CEOの「地域活性化の
秘訣」
が掲載されている。

 市内にあったリゾートホテルが倒産し廃墟になることを恐れた静岡県御殿場市は、ハム・ソーセージ
メーカーとして知られる米久(本社・沼津市)の創業者・庄司清和氏に支援を要請する。1994年3月に
この地を「時之栖(ときのすみか)」という大規模リゾートとして再生する活動を始め、規制緩和で可能に
なった地ビール「御殿場高原ビール」も同時に誕生した。当時地ビールは全国で注目され数多くの
メーカーが誕生したが、現在その多くは経営が苦しい。そこの中でこの企業が成功しているのは、
設立時に県内企業70数社に出資を働きかけ、地元の人たちに愛されることを目指したから
 「時之栖」は、飲食はもとより宿泊施設温泉施設、国際サッカー
連盟(FIFA)公認のサッカー場もあり、年末には日本最大級を誇る
340mの「時之栖イルミネーション」も開催される。御殿場高原ビール
の利用者は、55%が県内、30%が神奈川、8%が東京という
構成比で、いかに地元の人たちに支持されているかが分かる。売上
規模約19億円
年間来場者数は65万人を超えるリゾートビジネスは商圏設定と顧客の利用
頻度
、そして顧客の利用単価を考えなければうまくいかない地元の人に愛されない施設が、
遠方から集客できるはずもない
。地域活性化の秘訣は、まさにこの点に集約できる。

■時之栖 地図はこちら  

Posted by コンシェルジュ『J』 at 22:48Comments(0)TrackBack(0)

「カイジョージエイタイ」。

2007年04月10日/ ◎コンシェルジュ『J』の雑記雑感

 読売新聞に掲載された海上自衛隊の広報用CM
「平成18年度街頭ビジョンCM」
の記事。

 海上最強!鋼鉄の城!「ゴエーカーン」(護衛艦)
 千里の目を持つ天空の狩人!「ショーカイキ」(哨戒機)
 地獄耳のドルフィン「センスイカン!」(潜水艦)
 ・・・など主要な装備品と共に次々と登場し、
「任務に終わりはない。行け!海上自衛隊」とナレーションが叫ぶ。

 初の企画競争入札を導入。広告会社や映像制作会社など10社のアイデアの中から採用した案を
もとに、約350万円をかけて製作「若者や子供の世代の興味を引くよう意識した」というが、
その奇抜さに、幹部会議では全員が一瞬言葉を失ったほど
 陸上自衛隊、航空自衛隊は「あんな奇抜なものは、うちではとてもできない」口をあんぐり
 海上自衛隊トップの吉川栄治海幕長は「これからの時代は、我々年寄りの感覚よりも、若い世代の視点でやった方がいい」苦笑まじりに話す。海自は陸・空自に比べ、隊員募集が低迷し、不祥事も
続くが、なんとかイメージアップにつなげたいという。(4/9 読売新聞)

 ローカルヒーローといい、今回の海上自衛隊といい、なんでしょうね、このいい意味での「ユルさ」は。
 賛否両論はあるだろうが、少なくとも広告宣伝においては既に約350万円分の元はとったのでは。  

Posted by コンシェルジュ『J』 at 10:05Comments(0)TrackBack(0)

「ローカルヒーロー」。

2007年04月04日/ ◎地域観光振興コンシェルジュ

 新宿御苑にある「水曜社」という出版社に行った。
 10年前のちょうど今頃、大学卒業後入社した会社のすぐ裏手にあり、
ビックリした。
 社会科学分野の専門書、行政関連の書籍などを発行する会社だが、
最近は実用書・一般書にも分野を広げ、昨年、全国各地で活躍する
ローカルヒーロー総勢77組を徹底研究した史上初の1冊、
『ローカルヒーロー大図鑑』を発売。
 
タイトル帯には
『ヒーローがカッコイイなんて誰が決めた!ヒーローが宇宙規模で戦うなんて一体誰が
決めたんだ!地域限定だって、本業は他にあったって、かなりユルくても構わん!
何かを救おうって気持ちが一番大事なんだよぅ!』
という、みうらじゅん氏の推薦文。

 先月、『ローカルヒーロー大行進』(長野県下條村「道の駅信濃路下條」)や、『ゆるキャラカップ』
(鳥取砂丘)、『九州ローカルヒーローフェスタ 2007 in大分』などが行われ、気になっていた

 白石区“だけ”を守る『雅楽戦隊ホワイトストーンズ』(札幌)、子どもたちの声援を糧に!『地域戦隊カッセイカマン』(長野・下條村)、まちなか放置サイクル追放宣言!『チャリ・エンジェル』(福岡)・・・
ん~、なんというネーミングとこの脱力キャラ
 そして極めつけは、
「たった1度の人生 棒に振ってみないか?」『オレパンダー』(名古屋)
 ・・・ローカールヒーローは、なかなか奥が深い

【関連記事】
『全国「ご当地ヒーロー」集合!下條で25日に大行進』(3/16 信濃毎日新聞)
『ゆるキャラ29体集い大運動会 鳥取砂丘』(3/26 山陰中央新聞)  

Posted by コンシェルジュ『J』 at 22:11Comments(0)TrackBack(0)

全国初自治体運営の「北山ブログ」。

2007年04月01日/ 「ブログポータル」コンシェルジュ

 3月30日の紀伊民報によると、和歌山県北山村が先月31日から、
全国初自治体運営の「北山ブログ」を開設。会員登録すれば誰でも
自由に書き込みができる。村は会員を募集している。
 奥田貢村長が先月29日、新宮市の東牟婁振興局記者室で発表。
 ブログを通じて、村をはじめ和歌山県や三重県南部など「熊野地域」を全国にPRし、地域の
活性化を図る

 書き込む内容は会員の自由だが、北山ブログの特色を出すため「熊野古道」「カヌー」「アウトドア」「川釣り」「温泉」「田舎暮らし」などの地域密着ジャンルも設けている
 誹謗・中傷や卑わいな表現などは、管理者が削除する。また、画面にはニックネームと文章だけで、
個人情報は出ない仕組み。1500万円をかけて民間の情報通信会社が開発。
 村は07年度、1万人の会員登録と、バナー広告(画面上の広告)収入600万円を見込んでいる。
会員には月間、年間のブログ大賞、ジャンル大賞を選んで賞を贈るほか、宅配便を格安で利用できる
特典を付ける

 奥田村長「わたしも積極的に書き込み、情報を発信していく。軌道に乗せ、村と周辺地域の
活性化につなげたい」
と話した。

 北山村は人口約600人の和歌山県唯一の「村」。村の98%が山林地帯で、国内では北山村でのみ
産する柑橘・「じゃばら」北山川の観光筏下りが有名である。特に「じゃばら」は、花粉症など
アレルギーの原因となる脱顆粒現象を抑制する
とされ、一大ブームを引き起こした
 「地域ブログ」ならぬ「村ブログ」。こういうことを、民間でなく人口600人の地方自治体が
行ったことに拍手を送りたい


■和歌山県北山村 地図はこちら ■「北山ブログ」 http://www.murablo.jp/  

Posted by コンシェルジュ『J』 at 22:15Comments(1)TrackBack(1)

女流書家。

2007年04月01日/ 女流書道家・矢部澄翔さん

 

 女流書道家矢部澄翔さんが、3月28日、マガジンハウス発行の「anan」(1555号)の
『Culuture』欄に、國重友美さん、紫舟さんとともに「女流書家」として掲載されています。

■女流書道家 矢部澄翔「書で想いを、伝えたい・・・」 http://yabe-chosho.com/
■ブログ「design your smiles☆書道で楽しむ感動LIFE!」 http://ameblo.jp/chosho  

Posted by コンシェルジュ『J』 at 21:21Comments(0)TrackBack(0)