「結縁消費」、「おばバカ」、「家族間ギフト」。

2007年01月01日/ コンシェルジュ注目記事

「結縁消費」、「おばバカ」、「家族間ギフト」。 07年最初の日経MJに、人と人との結びつき=結縁
生み出す消費エネルギーが07年の消費シーンで、
台風の目になりそうだ、と書かれていた。
 家族や親戚への贈り物の回数が、「増えている」、「減って
いる」人はともに約19%と、ほぼ同じだが、贈り物の金額は、
「増えている」30.5%)、「減っている」17.3%)。
特に60代が金額を増やしている。 
 1番頻度が高いのは「孫」への贈り物で、平均3.5回
60代では4.6回1回当たりの金額約3万円「シックスポケット現象」(両親、祖父母4人の
合計6つの経済的なポケット(財布)があるという意味)を裏付けた結果。
 驚くべき点は、年に3回以上も何かを「甥・姪」に贈る、「おばバカ」などと呼ばれる贈与ルート(?)が
活発になっている(10.1%)という。
 25~49歳の未婚女性約544万人で、5年前と比べて約60万人増未婚率22.9%→
26.9%へと3.4ポイント上昇。しかし、同年代の未婚男性40万人増で、女性より20万人
少なく、未婚率の上昇幅も2.7ポイント。このデータから、結婚し子供のいる兄弟を持つ未婚
女性が増えてきている
と推定できる。「結婚願望はそれほど強くないが、子供だけは欲しいと
いう傾向が強い」
(博報堂ベビー&ファミリー・ビジネスプロジェクト・脇田英津子プロデューサー)と
分析する。調査でも47%の人が「甥・姪」に贈り物をしたことがあると答え、1回当たりの平均金額は
約1万4千円
 9歳以下の子供が持つ「ポケット数」平均6.8全体の4分の19つ以上だという。
(博報堂の調査)
 個人的見解だが、“モノ消費”よりも「○と一緒に」とか何かを体験する(エクスペリエンス
ギフト)
などの“コト消費”が広がってほしいが、いずれにしても 親、子、孫、そして甥・姪へ―
「家族間ギフト市場」が07年のヒット商品を生むのかもしれない。 
(右上画像:ソウエクスペリエンス株式会社「エクスペリエンスギフト」サイト:http://www.sowxp.co.jp/


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Posted by コンシェルジュ『J』 at 16:28│Comments(1)
この記事へのコメント
この記事の、

『家族や親戚への贈り物の回数が、「増えている」、「減って
いる」人はともに約19%と、ほぼ同じだが、贈り物の金額は、
「増えている」(30.5%)、「減っている」(17.3%)。
特に60代が金額を増やしている。 
 1番頻度が高いのは、「孫」への贈り物で、平均3.5回。
60代では4.6回。1回当たりの金額は約3万円。「シックスポケット現象」(両親、祖父母4人の合計6つの経済的なポケット(財布)があるという意味)を裏付けた結果。』


部分のソースを教えていただければ幸いです。
よろしくお願いします。
Posted by 木村 洋太 at 2008年08月27日 20:47
 
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