個人向けのブログやSNSの境界を越えた競争が激しくなりつつある。7日に国内市場に参入した
世界最大のSNS米マイススペースや投稿した記事ごとをアクセス制限を自由に設定できる新型ブログ
サービスも登場。国内SNS市場で独走するミクシィを追撃する。
安心感とつながり―
ミクシィが持っていた強みが薄れつつある。その背景には会員増加に伴う
会員同士の交流と会員の安心感を両立するというSNSが抱えるジレンマがある。
ミクシィの会員は現在、660万人。今年3月から9ヶ月で約2倍になった。会員の友人からの紹介が
ないと会員になれず、会員外からは日記や名前などの個人情報が見られないという安心感が受けた
ためだ。ただ、その安心感が会員数の増加と会員の名前、趣味、職業などから同じ趣味や関心を持つ人を
簡単に探し出せる検索機能によって失われつつある。
10月には大手電気メーカー社員のパソコンから流出した個人データ情報がミクシィ内で検索され
ネット上で公開される事件が起きた。660万人のコミュニティに個人情報を公開する怖さが表面化した。
世界最大手の米マイスペースが音楽や動画視聴を武器に日本市場に参入したことも競争激化に拍車をかける。マイスペースはミュージシャンなど有名人が個人ページを設けて日記や音楽、動画などを公開。友達申請もでき、若年層に人気だ。
日本法人に出資するソフトバンクの
孫正義社長も
「国内SNSは文章や画像が中心だが、
マイスペースなら音楽や動画も楽しめる」とミクシィにないサービスを訴える。
米シックス・アパートも安心して親しい友人たちと情報のやりとりができる点を強調したブログサービス
「Vox」を10月下旬に開始した。
Voxは自分のプロフィルや書いた記事ごとに家族のみ、友人・知人、全体と公開範囲を設定できるのが
特徴。創業者の
ミナ・トロット氏は
「不特定の読者が増えすぎて疲れてしまった」と自身の体験から
アクセス制限機能を付けたと説明する。
家族や友人などが記事を更新すると自分のブログページで確認できるほか、Vox会員の中から友人
なども検索できる。従来のブログになかった
SNS的「つながり」の要素を併せ持ち、ミクシィが失いつつ
ある書き手の安心感を訴えた。
ミクシィは会員の安心感と友人や同じ趣味の人との「つながり」機能で会員の満足度を高めてきた。
ただ、会員数の増加に伴い、家族限定など
ごく少人数での会話を楽しむ需要と関心が同じ
大勢の
会員と情報を交換したいという
相反する需要に対応しきれていない。
ミクシィは12月上旬に名前と性別の公開範囲を設定できる機能を追加するが、マイスペースやVoxなど利用者の需要にあったサービスも台頭。利用者の安心感と音楽・動画機能など利便性を両立できれば、
今後はミクシィからの利用者の乗り換えも多数出てきそうだ。(11/27 日経MJ)
SNSは
「会員間の交流」が利用目的であり、個人的には
「女の子の交換日記」的要素を強く感じる。
ただ、それはそれで「個人」の需要は押さえているし、事実会員数も伸びているのだが、書かれた内容が「友人・知人の公開」だけでは不満な人もいるだろうし、企業がサービスや商品の「ネット全体への情報
発信」を目的としたプロモーションツールとして考えた場合、SNSよりもブログだと思う。
ただブログもある程度の閲覧者がいなければ寂しいし、そうした理由でブログを辞める人も多いと思う。
ブログに必要になってくるのは
「つながり」だ。
「てぃーだブログ」のように、企業が
小さなカテゴリであっても、ある「テーマ」でブログを括り、
「SNSとブログの中間」ほどのサービスを展開することが、会員(ブロガー)にとって居心地のいい
環境をつくれる。
もっと「テーマ」や「地域」に特化したブログポータルが、出てきてもいいのでは、と感じる。
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