ブログと地図の連携はCGMの可能性を広げる!?
06年11月、
Google Mapsを活用した新しいサービス「ウェブ
リマップ」の配信を始めた
BIGLOBE。
地図と融合させることでブログはどこまで進化するのか、その
ブログを活用する新たなCGMサービスの可能性が開けるのか。BIGLOBEパーソナル事業部グループMGの田中栄市郎氏が、
「デジタルARENA」のインタビューに答えている。
――「ウェブリマップ」は、CGMサービスの新しい可能性を示していると思いますが。
「Web2.0を支える技術の普及で、現在では、ユーザー自身が情報発信を行うことが当たり前になってきました。これに呼応するように、ユーザーのナマの声や口コミ情報に対するニーズも
高まっています。「ウェブリマップ」は、この時代の流れのようなものをさらに加速できるのでは
ないかと期待しています。実際に、記事の投稿数も着実に増えているので、追加機能を充実
させることでさらに情報を活性化させていきたいと思っています。この取り組みによって、ブログの
記事に対する反響が今以上に高まるようになれば、CGMサービス全体の活性化にもつながるの
ではないでしょうか。」
――BIGLOBEが目指す次世代のCGMとは?
「ウェブリマップ」もそうですが、こういうCGMサービスはサービスの利用者が育てていくもの
です。そのためには、ブログの書き手が楽しみながら記事作成にとり組める環境を作らなければ
いけないと思います。「ウェブリマップ」の機能を充実させる目的も、そこにあって、ブロガーたちは
自分の書いた記事の反響をこれまで以上に楽しむことが出来るようになります。実際のところ、
楽しみながら記事を作成した方が、情報にリアリティが出ますしね。ユーザーが楽しめる環境を
作り、その上で利便性を向上させることこそ、今後のCGMサービスにとって重要になると
思います。」 (一部抜粋)
このところ、
ブログと地図のマッシュアップした新しい口コミ情報サービスが盛んになっており、
その動向が気になる。
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