エアトランセ、那覇~下地島・沖永良部路線就航。

2007年03月21日/ エアトランセ

エアトランセ、那覇~下地島・沖永良部路線就航。 21日の沖縄タイムスによると、北海道・函館のコミューター航空会社・
エアトランセが、宮古島市伊良部の下地島那覇間で1日1往復の
路線
を4月1日から就航させることが、20日、開会中の宮古島市議会3月
定例会で、市当局が明らかにした。1980年、日本トランスオーシャン
航空
(JTA)が同路線を64人乗りYS機で1日1往復就航していたが、
利用率の低迷で94年7月廃止。以来、約13年ぶり下地島空港の
定期便就航となる

 同社はホームページを「北海道から沖縄まで」にリニューアルし、
下地島~那覇路線の案内を開始しており、近く県内の関連会社と会見し、
発表する。18人乗り小型航空機をチャーター、昼間に那覇空港を
出発する1日1往復を予定している。
 宮古島市伊志嶺亮市長は「チャーター便とはいえ、下地島空港でしばらく閉ざされていた民間
航路の就航はうれしい」
と歓迎。「宮古島市は下地島空港の平和的な利活用に取り組んできた。
下地島~多良間島路線の話もあり、併せて宮古観光の活性化につなげたい」
と話した。
 下地島は、伊良部島の西隣。洞窟で海とが通じている神秘的な場所としてダイバーに人気が高い、
紺碧の2つの池がつながる「通り池」(沖縄県天然記念物指定)や、島の守護神として、1771年に津波で
打ち上げられたと伝えられる高さ12m、周囲60mの巨岩「帯岩」など、手つかずの自然が残されている。
また下地島空港は、国内唯一の民間パイロット専用の訓練飛行場として知られる。
 また、同日の琉球新報によると、1日2往復の不定期乗り合い便を就航していたエアードルフィン
那覇~沖永良部島路線も18人乗りに機材を大型化し運航を引き継ぐ予定。両者は業務提携し、販売を
エアードルフィン、運航をエアトランセが手掛ける。

 エアトランセは、当ブログで1/13の「負けるな、エアトランセ。」、2/10の「エアトランセ、南の
離島路線に活路を見出す。」
で記事を書き、通常の記事の約8倍のアクセスが急増したことを伝えた。
 今月14日、函館女満別とかち帯広間2路線の定期便を運休し、客の個別の予約による
「乗り合い便」や団体客によるチャーター便に切り替えたが、当面は乗り合い便での2路線1日1往復の
運航を継続している。江村社長は2路線の定期便運休に伴い、沖縄の離島路線の就航を検討していた。
 
 ついに4月、エアトランセが南の大地・沖縄に降り立つ。

■下地島空港 地図はこちら ■沖永良部空港地図はこちら


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Posted by コンシェルジュ『J』 at 16:01│Comments(0)
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那覇~下地島がエアトランセで復活みたい。運賃とか時刻とかまだ公式UPされてないけど、どうなるのかな?RW17で下地島に着陸してみたいぞ。ちょっと前に嘉手納の管制がダウンしたと...
エアトランセで下地島。【Miyako Blue】at 2007年03月23日 08:46
 
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