「日本一の星空」の場所。

2007年03月18日/ ◎地域観光振興コンシェルジュ

「日本一の星空」の場所。 全国439ヶ所で、肉眼や双眼鏡を使った身近な方法によって星空
観察を行う、環境省の「全国星空継続観察」(スターウォッチング・
ネットワーク)。昨年8月の観察で、長野県阿智村のもみじ平が23.7
等級と、日本一夜空が明るく、星の観測に適する場所に選ばれた。
 16日の信濃毎日新聞によると、もみじ平は以前から、光源が少なく
空気も澄んでいることから、アマチュア天文家が多く訪れていた。この星空を生かそうと昨年から浪合
観光協会などが、訪れるアマチュア天文家たちに協力してもらい星空観望会などを開催。全国観察も、
その活動の一環として参加した。最近は観望会に集まる住民も増え、地区内での星空への関心が
高まっているという。
 浪合観光協会「美しい星空を見ることで地元への愛着がわき、地域の結束にもつながる。
『日本一の星空』を観光にも生かしながら、地域の宝として大事にしていきたい」
としている。

 昨年「ワールドビジネスサテライト」(TV東京)で、『マニアもびっくり!超こだわりの宿』という
特集があり、総額1000万円近くをつぎこんで天体望遠鏡を13台揃えた、八ヶ岳南麓の
天体観測のペンション
が紹介されていた。そのペンションは、天体観測を始めた3年前から毎年
3割の客数を伸ばしている
、という内容だった。
 『日本一の星空』は無形だけど貴重な地域の財産。天体マニアの市場規模は分からないけれど、
こうした層を取り込み、「日本一の星空の場所・阿智村」よりアピールできる地域振興策が
打ち出せたら
面白いと思う。(上の写真は、ウェブサイト「南信州・阿智村なみあい」より)

■長野県阿智村もみじ平 地図はこちら


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Posted by コンシェルジュ『J』 at 12:32│Comments(0)
 
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