目指すは特定分野のポータルサイト・・・

2006年10月11日/ 「地域ブログ」コンシェルジュ

目指すは特定分野のポータルサイト・・・  リレーションメイク(埼玉・さいたま)代表取締役・羽切徳行氏の
 『世界一わかりやすいWebマーケティングの本』
(イーストプレス発行)を
 読んでいます。

  (前略)例えばポータルのブログシステムを使って自社のPRをしていくなど、
 ポータルの持っているいろいろな機能を自社のビジネスに有効に活用していく
 ことも考えられます。
 ポータルサイトの意味をもっと限定し、自社の業界や顧客にためのポータルサイトを目指す、
という視点で考えていく必要があります。
自社なりのポータルサイトとは、ニッチな領域での
ポータルサイト
です。つまり、自社に関係する市場でナンバーワンポータルを目指すということです。
 ブログを使うことで情報提供型のポータルサイトを作成することができるのです。
 目指すは特定分野のポータルサイト、ナンバーワンサイトでありそこから顧客との関係を
作ったり、新規顧客を見つけたりするようなビジネスポータルにしていくことができます。
 

(第2章「Webマーケティングにできること」より)

一方、今月3日の日刊工業新聞から・・・
「ブログポータルサイト構築システム 全国に拡販」

 ブログポータルサイト構築システムは、ブログを集めたポータルサイトを構築するもので、シーポイントが
開発。サイト上で簡単にブログが開設でき、ブログ開設者同士の情報交換も可能。ポータルサイト運営者
はサイト上の広告収入が得られ、地域産品のネット販売も行える。
 これらの特徴から、地域をテーマにしたブログのポータルサイトとして拡販することにした。地域
住人などがブログを開設して地域情報を全国に発信できるため、タウン誌発行事業者などに需要が
見込めるという。
 05年春に第1弾のサイトとして沖縄に特化した「てぃーだブログ」を開設。現在9400のブログが開設している。同年秋にアプリケーション・サービス・プロバイダー(ASP)「CLOG」で提供を始めたところ、
25サイトへと拡大した。全国ではさらに需要が見込めるとし、当面の目標として150サイトを目指す。

この「地域をテーマにしたブログのポータルサイト=地域ブログ」について、シーポイント(静岡・浜松)
代表取締役・野澤浩樹氏は、『月刊広報』 (日本広報協会発行)7月号誌上にて、「地域ブログは、
情報のオープン性とともに、SNSの持つコミュニティ色も強く出すことができます。言わば、

ブログとSNSの中間に位置し、両者の利点を生かしたものといえます。」
と語っています。

 「ニッチな領域でのポータルサイト」=「地域ブログ「てぃーだブログ」「はまぞう」)」
活路を見出した、野澤氏率いるシーポイントの今後に注目!

 ミクシィ代表取締役・笠原健治氏、イー・マーキュリー時代のmixi誕生時の企画書が、
「CNET Japan」特別公開されている。

「なぜmixiはこれほど成功したのか--笠原社長が明かす開発秘話」(「CNET Ventuer View」)

企画書の中に盛り込まれた、Friendsterの元CEO・ティム・クーグル氏の言葉。

「インターネットにある(ビジネス)機会は全て利用し尽くされたと誰もが考えたときに、そもそもの
ルールを変えてしまうような企業が登場する。そこに自分が関わっているのは感動だ」


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Posted by コンシェルジュ『J』 at 21:05│Comments(1)
この記事へのコメント
ブログ拝見させていただきました。

「ブログポータルサイト構築に魅せられた筆者」
…と書いていらっしゃるので
すでに構築経験がおありになるのですね。

私どもは今まさに産みの苦しみ真っ最中で
四苦八苦しております
(それが楽しかったりもするのですが)。

おすすめいただいた本は参考になりそうですね。
読んでみます。
Posted by 盛本 純子 @ T-GALAXY.com 編集長 at 2006年12月05日 10:54
 
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