旅行予約サイト「エクスペディア」、日本向けサービス開始。

2006年11月30日/ 旅行・宿泊予約サイト

旅行予約サイト「エクスペディア」、日本向けサービス開始。 アメリカ国内旅行市場を席巻する「エクスペディア」
日本法人、エクスペディアジャパンが29日、旅行予約サイト
「Expedia.co.jp」を開設した。
 まず日本人海外旅行客を対象に海外28ヶ国、3万3000件
ホテルを紹介。米エクスペディアで人気の「ダイナミック
パッケージ」
に関して、同社代表取締役のエリック・
ファイゲンバーム氏は、「ITpro」のインタビューで、
 「まず、将来的には提供を考えていることは当然だ。
なるべく早くに立ち上げたいとは考えているが、それがいつになるか、今ははっきりとしたことは
言えない。ただ、大切なのは、早さではなく、適切なサービスを適切な顧客に適切なタイミングで
供給することだと考えている。まずは海外のホテルのみを提供し、それに対する日本の
ユーザーのフィードバックをしっかり見て、慎重に取り組んでいきたいからだ。実際、
オーストラリアやイタリアでのサービス開始時もホテル予約のみの提供だった。オーストラリア
ではサービス開始半年後、イタリアではサービス開始3年後にダイナミックパッケージの提供を
開始して成功している。」

 また、「知名度やブランド力の面で不利にはならないか」という質問に
 「よくそのように言われるが、意外とそうではない。事実、ユーザー数を見ると、北米を除いて
日本はExpediaを利用しているユーザーが世界で2番目に多い国。つまり、英語や他国語での
利用であっても日本人は既にかなりの割合で利用しているということが分かると思う。
 我々には世界で成功してきた実績がある。この1年で全世界の予約総数は3700万件
これは『1秒に1泊』以上の計算だ。ホテルの数も3万3000件と、日本でここまで海外のホテルを
網羅したサービスはない
と思う。ホテルの情報量や質でも、ほかではないレベルでサービスを
提供できている自信がある。
 サービス開始に当たっては、単なるローカライズではないということも示したつもりだ。
こういった点からも、我々のサービスの質は日本のユーザーにも満足してもらえると考えている。
ユーザーのニーズに合ったサービスを適切なタイミングに提供すれば、ユーザーは必ず
ついて来てくれると思うし、米国以外に参入する際も後発サービスであっても成功を収めてきた。
必ずしも後から参入することが不利になるとは考えていない
と答えている。


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Posted by コンシェルジュ『J』 at 20:29│Comments(1)
この記事へのコメント
こんにちは。

トラックバックありがとうございました。

エクスペディア日本版ですがちょっとみたところ、情報の質という面で評価できますが、価格面では今ひとつといったところでしょうか。

電話サポートを設置するなど、お客様が不安になる要素を取り除こうとしている努力がみられます。

「ダイナミックパッケージ」の導入が期待されますね。
Posted by KYO-G at 2006年12月04日 06:15
 
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